勉強のイライラが消える?誰でもできる脳のドーナツ理論!【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

勉強のイライラが消える?誰でもできる脳のドーナツ理論!【受験専門の心療内科】

 

 

 

 

 

 

受験の心療内科

 

勉強のイライラが消える脳のドーナツ理論とは?

 

 

 

 

今日のテーマは、受験勉強のイライラを消すことができる「ドーナツ理論」についてのご紹介です。

これを知っているだけで、受験勉強の集中力と持続力がアップするため、受験生の方も受験生の親御様も、頭に入れておくとよいでしょう。

 

といっても、やるべきことはとても簡単。

誰でも今すぐお手軽に実践できます。

 

勉強のイライラが抑えられない・・・。

それで集中力が下がってしまう・・・・

勉強の効率が下がってしまう・・・。

そんな受験生は、今すぐこの方法を試してみましょう。

 

わかりやすく解説していますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。

 

 

 


「勉強」と「ドーナツ」。

一見、何の共通点もないように見えますよね。

しかし、意外にも両者は深く関連しています。

どういうことかと言いますと...。


たとえば英語の課題文を読解して問題を解くとき、なかなか文章が読み取れないと、私たちは無意識のうちにイライラしてしまいます。

そんな時、脳は、ドーナツに囚われているのがイライラの原因だということが多いのです。

そう!ドーナツなんです!

えっ、ドーナツ!? と驚かれるかもしれませんが、実はこれ、食べ物のドーナツという意味ではありません。

脳の中のドーナツなんです。

 

 

イライラするとき、脳内の特定の神経細胞のネットワークで、電気的な刺激が連続的に循環していることがわかっています。

神経細胞の電気的な刺激をインパルスと言いますが、これがまるでドーナツのようにループしている脳のネットワークをグルグルと回り続けるのです。

このように神経細胞のネットワークでできたドーナツをインパルスが回り続けるから、イライラした感情がいつまでも持続してしまうわけです。

ある研究者は、これをドーナツ現象といいました。

すごくわかりやすいネーミングなので、私も使わせてもらうことにしたわけです。


では、こうしたイライラのドーナツ現象をなくすには、どうしたらいいのでしょうか?

 

やるべきことは、イライラの連鎖を断ち切ることで、脳をドーナツ現象から離脱させることです。

いったん離脱すれば、そこでループが切れるので感情は自動的にリフレッシュされあす。

その結果、勉強の意欲が回復するわけです。

 

もちろん、休憩をとることも、ドーナツ現象を断ち切る効果はあります。

でも、当たり前ですが、休憩ばかり頻繁にとっていたら、受験勉強は先に進みません。

 

 

では、受験勉強の中で、脳のドーナツ現象を断ち切れることはないのか?

それが、あるんです。

実は、計算を行うことが効果があることがわかってきたのです。

 

具体的には、自分の学力より少しだけ簡単なレベルの計算問題を早く解くこと。

計算がいいといっても、一桁の計算をやっても、受験勉強にはほとんど役に立ちません。

微分積分や三角関数など、実際に受験に役立つ計算問題を解くことです

これでイライラのループが中断し、脳がリフレッシュするのです。
そうすれば、イライラが消えて、高い集中力を保ちながら、計算以外の勉強も捗るということです。


こうした効果を利用してイライラをなくし、集中力を高めるのが、「計算インターバル勉強法」です。

昨日、クリニックのホームページの中に「計算インターバル勉強法」をご紹介するページを設けました。

やり方を詳しくご紹介しています。

ぜひ、ご一読ください。

 

 

 

詳しい解説を読む 

⇒ 本郷赤門前クリニック ホームページ

 

 

 
 
 
 

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