浪人生は注意!自己肯定感の喪失で学力が伸び悩む!心療内科医が教える対策とは? | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

浪人生は注意!自己肯定感の喪失で学力が伸び悩む!心療内科医が教える対策とは?

⇒「受験うつ対策ガイド 合格への道を開く情報が満載 Dr.吉田の受験うつ総合解説」はこちらから!

 

 

 

 

受験の心療内科

 

自己肯定感の喪失型受験うつ受験生・家族ができる対処法

 

 

 

 

今回のテーマは、「浪人生は注意!自己肯定感の喪失で学力が伸び悩む!心療内科医が教える対策とは?」です。

 

入試に失敗するというのは、受験生のメンタルに大きな心の傷、トラウマを残します。

その結果、浪人生が自己肯定感を喪失し、その影響でやがて受験うつに陥ったり、そこまでいかなくても、その前段階の症状が出て、勉強の意欲や集中力、それに記憶力や思考力が低下し、翌年の入試も失敗してしまうケースが少なくないのです。

 

また、現役生であっても、定期テストや模擬テストで悪い成績を取ってしまって、その影響で自己肯定感を喪失してしまうケースも増加しています。

 

 

すでに受験うつの症状が出ている受験生はもちろん、その前段階かもしれない兆候が出ている人は、ぜひ、今どきの受験生に増加している、「自己肯定感の喪失型の受験うつ」について、よく知っておいていただきたいと思います。

 

 

一口に「受験うつ」といっても、メンタル面の症状に関して、5種類のタイプの受験うつが存在します。

 

①プレッシャー型

②不安過剰型

③モチベーション喪失型

④脳疲労型

⑤自己肯定感喪失型

 

以上の5つのタイプの受験うつがあるのです。

 

 

その中でも今増加していて 、しかも、とりわけ特徴的なタイプが、自己肯定感の喪失型です。


このタイプの受験生は、他の受験生や友人との比較や競争によって劣等感や不安を強く感じる傾向があります。

自己肯定感の低下により、社交的な孤立やネット依存などの問題行動が生じることもあります。

 

では、自己肯定感の喪失型の受験うつが引き起こす特徴的な症状と影響について詳しく見ていきましょう。

これにより、受験生とその周囲の人々がより理解しやすくなり、適切なサポートを提供できるでしょう。

 
 自己評価の低下と受験うつ


自己肯定感の喪失型の受験うつにおいて、自己評価の低下は最も主要な症状の一つです。

 

受験生は他の受験生や友人と比較して自己評価が低くなり、自分自身を劣っていると感じることがあります。

 

成績や順位、能力などに対する自己評価が低下することで、自己価値を見出せなくなります。

 

このような状況下では、自己否定の感情や自信の喪失が強まり、受験生のうつ症状が現れやすくなります。


人間関係の孤立と受験うつ
 

人間関係の孤立も、自己肯定感の喪失型の受験うつによく見られる症状です。

 

受験生は他の受験生や友人との競争や比較によって、人間関係が孤立していきやすい特徴があります。

 

自己評価が低下するとともに、自分より優れていると感じる受験生との接触を避ける傾向が見られるのです。

 

 

また、他者との関係性に対する不安や劣等感から、交友関係がどんどん少なくなり、孤独感が増大することもあります。

 

このような人間関係の孤立は、受験生の心理的負担を増やし、うつ症状を悪化させる要因となることがあります。


ネット依存と問題行動の関連


さらに、自己肯定感喪失型の受験うつでは、ネット依存や問題行動が生じることもあります。

 

自己評価の低下や社交的な孤立から、受験生は自己肯定感を補うためにネット依存に走る傾向があります。

 

SNSやオンラインコミュニティで他の受験生との比較や貶めるような情報に触れることで、自己肯定感を回復しようとするのです。

 

さらに、不安やストレスを緩和するために、問題行動に走る可能性もあります。

 

これらの行動は、受験生の心の健康や学習環境に悪影響を与えることがあります。


自己肯定感の喪失型の受験うつを克服するためのサポート


自己肯定感の喪失型の受験うつを克服するためには、受験生自身と周囲のサポートシステムが協力し合うことが必要です。

 

受験生は自己評価を客観的に見つめ直し、自己肯定感を高めるための努力をすることが重要です。

 

また、周囲の人々は受験生を理解し、受験生が自分自身を受け入れられるようサポートすることが大切です。


まず第一に、受験生の自己評価を促進するためには、個別の強みや成果に焦点を当てることが重要です。

 

受験生に対して、自身が達成したことや克服した困難を振り返る機会を提供しましょう。

 

成功体験や達成感を通じて、受験生は自己肯定感を高めることができます。

 

また、受験生の努力や取り組みに対して適切なフィードバックや称賛を行うことも大切です。


次に、受験生の人間関係の孤立を解消するために、積極的なコミュニケーションの場を提供しましょう。

 

学校や塾でのグループ活動やクラブ活動などに積極的に参加する機会を与えることで、受験生は他の生徒や友人との関わりを深めることができます。

 

 

自己肯定感喪失型の受験うつのほかにも、プレッシャー型、不安過剰型、モチベーション喪失型、脳疲労型があります。

 

それぞれ、対処の方法が異なってきますので、ご自分がどのタイプかを知っておくことがとても大事です。

 

 

そこで、クリニックのホームページに、「受験うつ対策ガイド 合格への道を開く情報が満載 Dr.吉田の受験うつ総合解説」というページを開設しました。

 

この中で、受験うつの5つのタイプについても丁寧に解説しています。

 

 

ここでは、その中で目次だけを掲載しておきます。

 

少しでも受験生にメンタルや脳機能に問題が生じている場合は、ぜひ、ホームページの記事をご一読いただきたいと思います。

 

 

 目次   

1. 受験うつとは?

2. 受験うつの症状

  2.2 受験うつの心の症状

  2.3 受験うつの脳の働きに関する症状

  2.4 受験うつの身体の症状

3. 受験の原因とは?

 

4. 受験うつの5つのタイプ

  4.2 プレッシャー型受験うつ

  4.3 不安過剰型受験うつ 

  4.4 自己肯定感の喪失型受験うつ

  4.5 モチベーション喪失型受験うつ 

  4.6 脳疲労型受験うつ

  4.6 受験うつのタイプとその対策

 

5. 受験うつの治療

  5.2  心身の休息と安静

  5.3 抗うつ薬による薬物治療 

  5.4 磁気刺激治療(TMS治療)

  4.5 受験うつ早期合格コース

6. 受験うつの予防

7. 受験うつへの家族のサポート

 

 

詳しい解説を読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

「受験うつ対策ガイド 合格への道を開く情報が満載 Dr.吉田の受験うつ総合解説」

 

 

当院ではTMSは18歳以上が対象です。
 
 

吉田たかよし院長のおすすめ記事

 
 
 


 




 

 

本郷赤門前クリニックの合格実績