受験パニックが即座に回復!誰でもできる脳法則【受験心療内科】
受験パニック回復の脳のスイッチ
せっかく一生懸命勉強してきたのに、入試の本番で頭が真っ白になってしまって、そのせいで志望校に落ちてしまった・・・。
この時期、受験生を専門に診療している私の心療内科クリニックには、こうした受験生が増加しています。
これは「受験パニック(Exam Panic Attacks)」の典型的な症状です
「受験パニック」への対策については、これまでも様々な方法をご紹介してきました。
ぜひ、こちらの記事も併せてご一読ください。
受験パニック解説記事
今日、ご紹介する受験パニックへの対策法は、何の準備も必要なく、たった3秒で出来るという、とってもお手軽な方法です。
にもかかわらず、とても効果が脳に対する効果大きいので、ぜひ、次の入試で実践していただきたいと思います。
脳の働きのモードを変えるハンドクラッピング!
受験パニックに陥った場合に、脳の状態を、焦って思考力が低下している状態から、じっくりと物事を考えることができる状態へと、早期にリセットさせる必要があります。
そのために効果があることが実証されているのか、目を閉じながら瞬間的な音の刺激を与えることなのです。
皆さん、テレビなどで、催眠術師が催眠状態を解く時に、パンと手を叩いいたり、指をパチンと鳴らす俗に言う指パッチンをする様子をご覧になったことがあると思います。
これは、メンタル医学では、手をたたくのは「ハンドクラッピング」、指を鳴らすのは「フィンガースナッピング」と呼ばれている手法で、パンという短い破裂音のような瞬間的な音を感じ取ると、脳はその刺激をきっかけとして、働き方のモードを変える性質を持っているのです。
ですから、自宅で勉強している時に、くよくよしてしまったり、ネガティブなことを考えてしまったりした場合は、目を閉じた状態で、手をパンと叩いたり、指を鳴らしてみてください。
ハンドクラッピングの効果やフィンガースナッピングの効果は、目を閉じた状態で行うと作用が大きくなるので、メンタルの局面を変えることができます。
試験の会場では、何を行えばいいのか?
試験を受けている時も、頭が真っ白になったら、本当は手を叩いたり指を鳴らしたりしてハンドクラッピングの効果やフィンガースナッピングの効果で脳をリセットすることが効果を持ります。
でも、当たり前ですが、試験の会場で手を叩いたり指を鳴らしたりしたら、周りの受験生にはとっても迷惑です。
場合によっては、迷惑行為を理由に試験会場から退出を求められることもあるでしょう。
では、試験会場では、どうすればハンドクラッピングの効果やフィンガースナッピングの効果を脳に与えることができるのか。
やるべきことは簡単です。
目を閉じた状態で「ネイルクリッキング」を行えばいいのです。
「ネイルクリッキング」で脳をリセット
「ネイルクリッキング」とは、指の爪と別の指の爪を弾いて、カチカチと音を出すことです。
もちろん、「ネイルクリッキング」では、小さな音しか出ません。
でも、耳元で親指の爪と人差し指の爪を思いっきり弾くと、「ネイルクリッキング」でも、かなりの音量になります。
す爪をならすぐらいて、本当にハンドクラッピングの効果が脳に現れるのか不安に思った方も多いと思います。
ぜひ、今、ご自分の耳元で爪を弾いてみてください。
やってみると実感できますが、耳の穴のすぐ近くで親指と人差指も爪を弾くと、かなり大きな音を感じることができます。
ハンドクラッピングの効果は、瞬間的な衝撃音を脳が感じることができればそれで十分なので、これで効果が出るわけです。
これを脳が落ち着くスイッチとして利用するのです。
右耳への刺激が脳をポジティブに切りかえる!
「ネイルクリッキング」は、受験パニックをリセットする上で、もう一つ、大きなメリットがあります。
それは、片方の耳だけに限定して、音の刺激を与えることができることです。
人間の脳は、左脳優位になるとポジティブな心理になり、右脳優位になるとネガティブな心理になりやすい傾向があります。
神経は左右が交差して脳とつながっているため、右耳の耳穴のところで「ネイルクリッキング」を行うと、左脳だけを限定して刺激することができます。
このため、受験パニックを抑える効果が、もう一段階、上がるわけです。
十分な効果を出すためには、目を閉じた状態で行う必要があるので、その間は問題を解くことができません。
しかし、所要時間は3秒間ほどなので、試してみる価値は十分にあります。
最新医学で左脳の活動が良くなる!
ただし、「ネイルクリッキング」で受験パニックをリセットできるのは、脳やメンタル態が、もともとは健康な状態である人に限られます。
特に、脳の扁桃体と呼ばれる部分が暴走しやすい状態になっている場合は、脳に対する根本的な対策が必要です。
具体的に言うと、受験うつ、あるいはその一歩手前の予備群の受験生が、これに該当します。
この場合は、磁気のパルスを左側の脳に当て、こちらの活動を良くする治療などがとても効果的です。
入試の日程は、あなたを待ってくれません。
ぜひ、以下の解説文のご一読いただければと思います。
「入試直前“特急”コースの概要」
①受験に特化した最新の磁気刺激治療とCBT治療で脳機能を改善し、志望校への合格を実現!
②うつ症状の根本的な治療は、入試が終わった後、じっくりと腰を落ち着けて行う!
③最短で1週間から2週間で効果が現れる!
④あきらめて浪人すると症状はさらに悪化しやすい!
⑤「合格こそが最良の治療薬となる!」(吉田たかよし院長のモットー)
「入試直前“特急”コース」とは?
「入試直前“特急”コース」とは、最短、1週間から2週間で「受験うつ」の症状を回復させ、さらに脳機能のパワーアップを図ることにより、志望校への合格をつかみ取るコースです。
「受験うつ」を短期間に治すことなんてできないから、合格は無理だ…と、あなたは悲観していませんか?
当院は日本で初めて、受験生の脳機能を専門に診療する心療内科クリニックとして、声を大にして訴えたいと思います。
決して、受験をあきらめてはいけません!
【入試直前“特急”コース】
①受験に特化した最新の磁気刺激治療で脳の働きを改善!
②脳の認知機能に基づくCBT治療のカウンセリングで入試の得点力アップ!
この2つを組み合わせることで、たった2週間でも、志望校への合格が実現できるケースが少なくないのです。
当院の実績は、このことを雄弁に語っています。
言うまでもなく、治療の開始は一日でも早いほうが効果が大きく、これは入試に合格するためにも大切なことです。
ただし、残念ながら、「受験うつ」であることに気づくのが遅れてしまうというご家族が少なくないのが現実なのです。
そんな場合、治療をあきらめ、受験を投げ出して浪人生活が長引くと、そのストレスから、さらに症状が悪化してしまいます。
まずは、最善を尽くして合格させてあげることが、「受験うつ」そのものの治療にも役立つのです。
もちろん、「入試に合格さえすればそれでいい…」というわけではありません。
うつ症状からの根本的な回復が、お子さんの将来に不可欠だというのは当然のことです。
でも、それは受験が終わった後に取り組むべきだというのが、当院の方針です。
そこで入試が終わった後、今度はじっくりと腰を落ち着けて治療を行い、さらなる回復を図っていただいています。
また、大学に入学後に、キャンパスライフを利用した生活療法やCBT治療についても指導します。
第1ステップ⇒入試の前に、まずは“特急”で治療し、とりあえず志望校への合格を勝ち取っておく…。
第2ステップ⇒入試が終わった後に、じっくりと腰を落ち着けて治療を行い、根本的な回復を図る…。
こうした2段階のアプローチで受験生の未来を切り開くのが、「入試直前“特急”コース」なのです。
スケジュール(入試直前“特急”コース)
大晦日・元日にも、治療が可能です!
受験には、年末年始の休みはありません!
「入試直前“特急”コース」のスケジュール(一例)
・【1日目】 早ければお申込みの翌日に、光トポグラフィー検査(提携クリニック)
ご希望があれば、そのまま1回目の磁気刺激治療も可(提携クリニック)
・【2日目】 初診カウンセリング(吉田たかよし院長)
磁気刺激治療(提携クリニック)
・【3日目以降】
磁気刺激治療(提携クリニック)
回復した脳機能に合わせた受験戦術の指導(吉田たかよし院長)
・【受験】 入学試験(センター試験・私大入試など)
・【入試終了後】 フォローアップの磁気刺激治療とカウンセリング
以上のように、「入試直前“特急”コース」は通常の「磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コース」を、入試までに集中して受けていただくものです。
治療の中身については、早期合格コースの説明をご参照ください。
「磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コース」のご説明 ⇒ クリック!
「入試直前“特急”コース」が役立つ理由
うつ病の治療の基本は、あせらずに、ゆっくり時間をかけて行うというのが、医学の基本です。
これは、一般論としては、まったく間違いではありません。
しかし、受験に失敗して浪人を繰り返すと、お子様の将来に大きなダメージが加わるというのも現実です。
従来、日本におけるうつ病の治療は、抗うつ薬に過剰に依存してきました。
抗うつ薬を安全に使うためには、まず、少量から始め、副作用の有無を検討しながら、徐々に容量を増やすしかありません。