【テレビ朝日で紹介】入試当日の不安感を消すメンタル対策「ターゲット・ジャーナリング」 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

【テレビ朝日で紹介】入試当日の不安感を消すメンタル対策「ターゲット・ジャーナリング」

 

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入試当日の不安感が消える!「ターゲット・ジャーナリング」

 

 

 

 

テレビ朝日で放送された「生徒諸クン」という受験対策の特集番組がありがたいことにとても好評なようで、番組で私が解説したメンタル対策について、今もクリニックにいろいろなご質問をいただいていています。

 

ありがとうございます。

 

 

そこで今日は、テレビでご紹介した入試に合格するためのメンタル医学の対策の中で、試験当日の不安感を消すことができる「ターゲット・ジャーナリング」という方法をご紹介します。

 

入試の本番の日が迫ってきましたが、入試当日に不安になることは、とっても危険です。

 

脳内の前頭前野が機能不全に陥り、思考力が低下して試験の得点能力が悪化するからです。

 

これでは、合格はつかめません。

 

 

「ターゲット・ジャーナリング」というと、なんだか難しそいうな言葉の響きですが、やることは簡単。

 

誰でも3分くらいでできるので、忙しい受験生も負担なく取り入れることが出来ます。

 

 

「ターゲット・ジャーナリング」とは、具体的には、何をどうやればいいのか?

 

入試に合格するには、それをどう結びつけていけばいいのか?

 

受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとに、わかりやすく解説します。

 

 

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ストレスが増える受験期に、突然うつ症状を発症する人が急増している。うつで人生を狂わさないために、受験生本人や家族ができることは何か。受験生専門外来のがストレス管理や効率の良い勉強法を解説する。

 

 

 

入試当日の不測の事態が心配で試験の点数が下がる!

 

多くの受験生が、入試の当日に何か不測の事態が起きるのではないかと、不安になります。


電車がとの止まるではないか・・・。

 

時計を忘れるんじゃないか・・。

 

受験票をなくすんじゃないか・・。

 

入試は、不安になることはいっぱいありますよね。

 

その不安によって、眠れなくなったり、ソワソワするために、脳の前頭前野の機能が低下し、脳は落ち着いてじっくり考えるということができなくなります。

 


昔の入試は、たくさん丸暗記して、暗記した知識の量で合格不合格が決まりました。


でも、最近の入試では、じっくり考える能力を試す問題が中心になっている。


こういう出題傾向の場合は、不安感があるだけで、点数が大幅に下がってしまうんです。

 

 

「ターゲット・ジャーナリング」でメンタルが回復!


では、不測の事態が起こるかもしれないという不安は、どうすれば消えるか?


「ターゲット・ジャーナリング」というメンタル医学の方法で解決します。

 


難しそうな名前だが、やるべきことは簡単です。


起こるかもしれない不安なことを、具体的に紙に書き出せばいいんです。

 


たとえば、「電車が止まる」、「時計を忘れる」・・・。


このように具体的に箇条書きにすれば、不測の事態が予測に変わるわけです。

 


そうすると、不測の事態が心配だと言うネガティブな心理段階を脱することができます。


そして、一つ一つ、対策を立てるという、ポジティブな心理段階にステップアップするわけです。

 


たとえば、入試会場には早めに行って近くの喫茶店で時間を潰そう・・・。


あるいは、時計は予備のものを含めて3つぐらい、カバンにいれておこう・・・。


そうすれば、不測の事態を回避できるうえに、心もポジティブになるのです。
 

 

 

勉強についての不安感も入試の点数を下げる!

 

あの勉強も、できていない・・・

 

この勉強も、できていない・・・

 

多くの受験生が、入試の直前には、勉強についても、あれこれ不安になるものです。

 

これは、メンタル医学で「ネガティブな選択的記憶再生」と呼ばれている状態で、その結果、脳の扁桃体と言う部分が、とめどなく不安感を生み出すことになってしまうのです。

 

 

この不安感もとても危険です。

 

苦手科目の勉強が十分に出来ていないという事実よりも、不安感が高まるメンタル状態によって、試験の点数が大幅に低下するからです。

 

 

今、不安感を抱えている受験生の方は、以下の解説「入試の不安が脳に与える影響」も、ぜひお読みください。

 

特に、「入試に落ちてしまう危険な受験不安」というメンタルトラブルがあり、そこに陥っていなのかを見極める、ご自分でセルフチェックできるポイントもご紹介しています。

 

 


 



 
 

 このページの要点は? 

 ✓  受験の不安は、単なる気分だけの問題ではなく、脳の働きを低下させるため、入試の本番で大幅な得点ダウンをもたらし、不合格となる大きな要因です。

 

 ✓  不安感が暴走すると、脳内で原始的な感情を司る扁桃体が過剰に刺激を受けるため、脳の働きが低下してしまうのです!

 

 ✓  集中力、ヤル気、思考力などが幅広く低下しますが、特に応用問題を得く能力が壊滅的なダメージを受けるため、応用力を重視する最近の入試の傾向では、とりわけ大きな得点ダウンとなります

 

 ✓  過剰な「受験不安」の原因が、大うつ病性障害や双極性性障害、それに気分変調性障害など、メンタル面の疾患である場合も少なくありません!

 

 ✓  正常な「受験不安」と異常な「受験不安」の境界線がわかるセルフチェックを掲載しています!

 

 ✓  脳機能の検査を行って不調の原因が何なのかを突き止めれば、それだけで「受験不安」が解消し、志望校への合格に直結する場合もあります!

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 

 


以下の症状が、2週間以上続く場合は、脳機能のSOSサインとして、適切な対処が必要な危険な「受験不安」です。

 

まずは、受験勉強に関する脳機能について、専門の検査をお受けになることをおすすめします。

 

 

① 各科目や各分野が次々に不安になり、勉強の内容をコロコロと変えてしまって、結果として受験勉強がはかどらない。

 

② 覚えたはずなのに忘れるような気がして、同じことを何度も繰り返し勉強してしまい、受験勉強がは先に進まない。

 

③ 教科書を読んでいるとき、不安で集中できず、・・・

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

https://www.akamon-clinic.com/受験の不安/

 

 

 

 
 
 
 

 

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