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受験の心療内科
入試の合格できる自己肯定感の高め方
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自己肯定感が入試の結果を決める!
志望校への合格を勝ち取る上で、受験生がしっかりと自己肯定感を持つことは、とても重要です。
受験勉強は常に順風満帆というわけにはいかないものです。
精神的に厳しい状況に追い込まれた時には、自己肯定感がとても大きな力を与えてくれます。
また、本番の入試は誰でも緊張します.
そんな場面でもメンタルを安定させて目の前の問題を一つ一つ解いていくには、自己肯定感が不可欠です。
逆に、自己肯定感が欠如していれば、誰でも経験する入試の緊張が、脳の働きを悪化させる悪い緊張に変わりやすくなります。
それによって焦りが増幅することで、頭が真っ白になってしまう受験パニックを引き起こす要因ともなってしまうのです。
受験生は自己肯定感について正しく理解した上で、それをしっかりと自分自身のメンタルの中で育んでいく必要があります。
また、受験生の親御様も自己肯定感がとても重要です。
なぜなら、自己肯定感はご家庭の中のコミュニケーションを通して、親から子供へと受け継がれていく傾向があるためです。
つまり、家庭の中で親御さま自身が自己肯定感をどのように捉えているのかということが、お子様の受験の合否にも大きな影響を与えていくということです
誤解に満ちた自己肯定感で入試に落ちる!
「自己肯定感が大事だということなんて分かっている・・・」
「子供をしっかり褒めているから、うちは大丈夫だ・・・」
こう思っている受験生の親子様が、大勢いらっしゃいます。
それに対し、私は、受験生を専門に診療している心療内科医として断言します。
少なくとも半数以上の親御様が、自己肯定感を間違って認識されています。
それによって間違った褒め方をしてしまって、結果的にお子様の自己肯定感を逆に損なう結果になってしまっていることが多いのです。
実際、心療内科クリニックで、学力があるにも関わらず入試に落ちてしまった受験生を詳しく診察すると、親から間違った自己肯定感の認識に基づく間違った褒め方をされてしまっているケースがとても多いのです。
ぜひ、誤った自己肯定感の認識は、今すぐ改めていただきたいと思います 。
メンタル医学に基づく本来の正しい自己肯定感は、ありのままの自分自身を肯定的に受け止めるということです。
特に重要なのが、この「ありのまま」という部分です。
自分の長所や誇らしい成功体験を肯定的に受け止めるというのは、誰だってできている当たり前のことです。
重要なのは、自分の短所であったり、あるいは失敗した経験についても、肯定的に受け止められるかどうかということです。
正しい自己肯定感を持っていると受験に強いというのは、まさしくこの部分です。
受験勉強をしていて、いつも勉強した量に相当する結果が、次々と定期テストや模擬試験で成績として現れてくるというわけではありません。
そのような場合も自分自身を肯定的に受け入れることができる受験生は、心が折れることなく、受験勉強を継続できます。
つまり、自己肯定感を持っている受験生は、困難にぶち当たった時も、それを乗り越えることが出来るということです。
また、受験生にとって最も辛いのは、入試には絶対合格ということが存在せず、落ちるかもしれない恐怖心と常に戦わなければならないということです。
しかし、自分の短所や失敗した経験さえも肯定的に受け入れられる感覚を持っていると、メンタルは格段に安定します。
入試に落ちるというのは嫌なことではありますが、万が一、落ちたとしても、自分自身を受け入れることができる感覚があれば、安定したメンタルの状態のまま入試に立ち向かうことができるのです。
結果として、そのようなメンタルの受験生の方が、圧倒的に合格率は高くなるわけです。
一方、「何でもかんでも、自信を持つのが良いことだ」という自己肯定感についての誤った認識が、世間に広がっています。
この記事を執筆するにあたって、ネット上の記事を検索したところ、こうした論調の記事は、ざっと見たところ、過半数に達していると感じました。
少なくとも受験生に関して言うと、こうした考え方はとても危険です。
これによって逆境に弱い精神が形成されてしまい、入試の結果に悪影響を与えてしまいます。
また、誤った自己肯定感の認識は、「受験うつ」や「受験無気力症候群」など、メンタル面の不調の原因にもなります。
受験生はもちろん、受験生の親御様も、今すぐ、認識を改めていただきたいです。
では、どうして闇雲に自信を持つことが良くないのか?
それは、失敗した経験を含めて、「ありのままの自分」を肯定的に受け入れるのではなく、万能感に満ち溢れた虚像の自分自身を心の中に描いてしまうためです。
確かに、自分が何でもできるすごい人間なのだと考えると、その時は気分が良いので心が前向きになり、勉強にも意欲的に取り組むことが可能です。
しかし、この虚像はいずれ崩壊します。
虚像の肯定感にメンタルが守られたまま入学試験の合格を手にする・・・というほど入試は甘いものではありません。
特に怖いのは、虚像が壊れた瞬間に、受験生の意欲がプチっと音がしたかのように切れてしまうことが多いということです。
さらに虚像が壊れる瞬間が、入試の最中に訪れることも少なくありません。
この場合、多くの受験生が頭が真っ白になってしまって学力を発揮できないまま入試を終えてしまいます。
毎年3月になると、わたしの心療内科クリニックに、学力があるにもかかわらず入試に落ちてしまった受験生が多く訪れますが、このパターンで入試に失敗した人が毎年ものすごい数に上っています。
正しい自己肯定感を育むの正しい褒め方とは?
正しい自己肯定感を育むためには、正しい褒め方が必要です。
これは、受験生が自分自身を正しく褒める必要があるということでもありますし、受験生の親御様が受験生を正しく褒める必要があるということでもあります。
褒める場合に最もやってはいけないのは、真実に基づかない褒め方をしてしまうということです。
本当は怠けていたのにもかかわらず褒めてしまう・・・。
しっかりと実力を発揮できていなかったにもかかわらず褒めてしまう・・・。
これは虚像としての肯定感を高めてしまいますので、最もやってはいけないことです。
「そんなことはしたことがない」と思っている人が大半だと思いますが、現実には、お子様のことをよく観察せずに褒めてしまうとこれと同じことをやってしまうことになります。
また、お子さんが気落ちしている時に気休めのために褒める親御様も 多く、この場合は実態としては全く同じ虚像としての褒め方をしてしまっているわけです。
一方、入試に受かるために、ぜひとも行っていただきたい褒め方というのは、失敗した時に、そのプロセスで適切な努力が出来ていた場合に、その部分を褒めるということです。
どんなに失敗した経験であっても、そのプロセスの中に褒めることが一つもないということはあり得ないことです。
どんな些細なことでも、肯定的に受け止められる努力はあったはずです。
そこを見つけ出して褒めることが、失敗を恐れず、失敗にへこたれず、それを乗り越えていく強い精神力を身につけるという意味で、本当の自己肯定感を養ってくれるのです。
ぜひ、受験生も親御様も、こうした考え方のもとに褒めていただき、入試を突破していただきたいと思います。
自己肯定感に著しい問題を抱えている場合は?
自己肯定感に著しい問題を抱えている場合は、褒め方だけでは解決はできません。
最新の医学に基づく治療が必要です。
また、受験生の方が、どうしても志望校に合格したいという意思が強い場合は、私のクリニックで「磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コース」の中で、うつ病の治療やメンタルの問題を回復させるとともに、志望校への合格を両立させるユニークな診療プログラムを設けています。
以下のご案内もご一読いただければと思います。
✓ 受験勉強の集中力・記憶力・ヤル気の低下は、受験うつや受験ストレスによる脳機能の不調によって生じる場合が多いのが特徴です。
✓ 「頑張ればなんとかなる」といった精神論で解決しようとすると、脳のストレスや疲労が悪化して逆効果となります。
✓ 受験に特化した専門の「磁気刺激治療」は、脳機能の不調を根本的に治療することにより、受験うつや受験ストレスに起因する障害を取り除き、志望校への合格に必要な集中力・記憶力・ヤル気の回復を図ります。
✓ 脳機能に合致した勉強方法への改善など「受験に特化したCBT治療」を組み合わせることにより、磁気刺激治療の効果を志望校へに合格に直結させられます!
✓ 光トポグラフィー検査による脳の活動データを元に、必要に応じて以下の5つの特別診療も併用します!
✓ メンタル医学と脳医学を総動員した以上の診療プログラムによって、あこがれの志望校への合格を実現しましょう!
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