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親は注意!自殺する受験生の食事の特徴とは?【受験専門の心療内科】
⇒「受験ストレスによる食欲の異常(Exam stress Eating disorder)」はこちらから!
ぜひ、ご家族で取り組んでいただきたいのは、食事の取りかたを変えていただくことです。
自殺につながる脳のアンバランスが食事に強い影響を与えるわけですが、食事と取り方が脳に影響を与えるという、逆の因果関係もあるのです。
つまり、食事に着目することは、自殺の兆候を読み取る手段であるわけですが、同時に、自殺を予防する手段でもあるわけです。
もちろん、自殺を図るほどではなくても、受験ストレスによるメンタルの乱れを治すという点でも、食事を見直すことは、とても有効な対策です。
私のクリニックのホームページに掲載している、「受験ストレスによる食欲の異常(Exam stress Eating disorder)」のページでは、誰でも今日からすぐに実践できる、「合格するための食事の6か条」などを紹介しています。
もちろん、自殺を防ぐことにも役立ちます。
ぜひ、ご参照していただければと思いますが、まずは、以下の解説の要点だけでもご覧いただきたいです。
このページの要点は?
✓ 受験ストレスによる食欲の異常(Exam stress Eating disorder)が受験生の間で女子を中心に急増中です!
✓ 食欲がなくなる、逆に、とめどなく食べすぎてしまうのは、いずれも脳のSOSサインです。放置しておくと、思考力や集中力の低下を招き、入試の当日に大きな得点力ダウンにつながります!
✓ 脳の中にある視床下部(hypothalamus)という部分が、食欲の中枢とストレスの中枢を兼ねているため起こる病気で、試験を解いているときに集中力の低下をもたらします!
✓ 食事のときに、ちょっとしたことを心がけるだけで、食欲の異常は大幅に改善します。その方法をご紹介しています。誰でも今日から実践できる「合格するための食事の6か条」をご紹介します。
✓ 食欲の異常を抱えている方が陥りやすい脳の働きの低下と、その解決策についても、わかりやすく解説しています!
受験ストレスで食欲の異常をもたらす脳の視床下部(hypothalamus)
脳科学の視点で見ると、受験ストレスが食欲の異常をもたらすのは、当然のことだといえます。
受験ストレスは、脳の奥深くにある「視床下部(hypothalamus)」という部分が中心になって生み出します。
実は、食欲を管理する中枢も、まったく同じ「視床下部」にあるのです。
人間の巨大な脳の中で、「視床下部」は、オリーブの実と同じくらいの小さなものです。
ですから、受験ストレスと食欲の異常が連動するのは、解剖学的には必然的に起こることだといえるのです。
受験ストレスによって「視床下部(hypothalamus)」の機能が異常をきたすと、食欲がなくなる場合と、高まりすぎる場合と、どちらのケースも起こりうることです。
食欲が旺盛だったら健康だと思い込んでいる人が多いのですが、過食になってしまうのも脳の異常だということは、頭に入れておいてください。
合格するための食事の6か条
その1:食べ物の香りをよく嗅いでから食べる。
食事の香りが脳の視床下部に働きかけ、受験ストレスを緩和させます。
また、食べ物を飲み込む前に、胃腸の働きが整えられ、それが脳腸相関の作用で、脳機能も高めてくれます。
その2:食べ物をよく見てから食べる。
食べる前に食べ物をよく見たほうが、ストレス緩和作用が大きくなることも実証されています。・・・
「受験ストレスによる食欲の異常(Exam stress Eating disorder)」
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