不登校を克服!家庭でできるメンタル対策【不登校の心療内科】
不登校でも合格させる心療内科
私が院長を務める受験専門の心療内科クリニックは、不登校の方を志望校に合格させることも、大事な診療活動の目的として取り組んでいます。
実際、丸一日にわたり訪問診療を行う日も、1週間に1日ほどのペースで設けています。
引きこもりや対人恐怖症でクリニックにお越しいただけない受験生も少なくなく、ご来院が困難な場合は、私の方からご自宅を回る形で診療を行っているわけです。
引きこもりでも、あきらめてはいけない!
引きこもりになってしまうと、ご自身もご両親も、受験を諦めてしまうケースが多いのが実態です。
ですが、きちんと対策をとれば、エリートの道に復帰することは十分に可能なのです。
実際、私の心療内科クリニックでも、毎年、引きこもりを脱して医学部などの難関校に合格する人が出ています。
ただし、志望校への合格を実現するには、ハードルを乗り越えるためのコツがあります。
これは、どなたでも簡単に実践できることです。
どのようなことなのか、分かりやすく説明していきましょう。
入試会場に行くのも大変…!
カウンセリングや診療は、私がご自宅に出向けばいいのですが、入試に合格するには、当然、受験生ご自身が入試会場に行く必要があります。
そして、自分こそは合格を勝ち取りたいと必死の形相になっている不特定多数のライバルたちの中で、メンタル面を安定させながら、入試問題を解かなければなりません。
不登校の方にとっては、このプロセスが最大の障壁となっているのです。
この障壁を乗り越えるために、とっても役立つ身近なアイテムがあります!
不登校の人を救う身近なアイテムとは?
不登校の方を苦しめるさまざまな障壁を専門の脳医学とメンタル医学で解決していくのが、心療内科医としての私の任務のひとつです。
ただし、私が登場するまでもなく、誰でもお一人で簡単に実践できる対策もあります。
それは、マスクを、ちょっとだけ工夫して活用することです。
今、感染対策のためにマスクは不可欠ですが、私は20年前から不登校の方にはマスクを着用して試験を受けるように指導していました。
マスクで顔を覆うだけで、脳は対人関係の心理的負担を感じにくくなるという性質を持っているからなんです。
心を守るマスク着用の一工夫とは?
さらに、より強力に心を守るためには、マスクの着用方法に一工夫が必要です。
それは、目の近くまでマスクで覆うことです。
そうすると、対人関係の心理的負担を軽くする作用が、より大きくなることがわかっています。
ですから、特大サイズのマスクを買って、鼻の付け根あたりまで覆いましょう。
かろうじて、目がマスクの上からギリギリ出るくらいにしておくのがベストです。
マスクに加え効果があるアイテムとは?
ただし、対人関係の心理的プレッシャーが強い人は、これだけではまだ不十分です。
特大マスクに加えて、心を守る効果を発揮してくれるのがメガネです。
でも、普通のメガネではダメです。
対人関係の心理的負担を軽減するには、メガネのデザインにも、ある条件が求められるのです。
それは、レンズの縁がとても太いデザインで、さらに縁の色は黒いメガネであることです。
心を守る視覚の効果とは?
それは、どうしてなのでしょうか?
メンタル医学の観点で大事なポイントは、レンズの縁が太くて黒いと、視野の周辺部分がブロックされて見えにくくなるということです。
だから、うっとうしい感じがするので、私自身は、こういう眼鏡はとっても苦手です。
でも、対人関係に不安を抱えている人は、周辺の視野が塞がれることで、逆に安心感が高まる作用が出るのです。
素顔が隠れる心理的効果!
また、眼鏡と同様に、自分の顔が太い眼鏡の縁で覆われ、素顔が隠されているという感覚になるのも、心理面にプラスの作用をしてくれます。
今では通販でメガネが買えるので、不登校の方は試してみてください。
近眼ではない人も、レンズを入れずに、こういうメガネをかけて入試を受けた方が有利になります。
専門の脳医学で志望校へ合格!
ただし、もちろん、マスクとメガネだけで、不登校の方が誰でも医学部に合格できるというわけではありません。
磁気のパルスを当てて脳の活動を改善させるなど、脳医学とメンタル医学の専門の治療も必要です。
訪問診療に限らず、私のクリニックでは、不登校から回復できる心療内科プログラムに力を入れています。
具体的に不登校をどうやって治療していくのか、クリニックのホームページで解説しています。
その冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。
不登校になった方、ご家族の方は、ぜひホームページを見てください!
https://www.akamon-clinic.com/不登校/
このページの要点は?
✓ 不登校( School Refusal )の本当の原因は、うつ症状である場合が多いので注意してください。
✓ うつ症状を治療することで、苦痛なく前向きな気分で通学が可能になります!
✓ 特に医師・歯科医師になるには、面接をクリアーするため、不登校からの早期脱却が不可欠です!
✓ 退学や通信制高校に転校した人も、うつ症状さえ治せば、再びエリートの人生に返り咲くことができる秘策があります!
✓ 不登校回復プログラム(Medical Program for School Refusal)とは、磁気刺激治療とカウンセリングの組み合わせで、不登校からの早期解決が可能になります!
不登校(School Refusal)の原因はさまざまですが、その背景には、うつ病などメンタル面の不調が隠れている場合が少なくありません。
弊院では、不登校で退学を余儀なくされた生徒が多い通信制高校と連携し、生徒さんの問診と親御様への聞き取り調査を行いました。
そのデータを分析すると、うつ症状なのに本人も親もそれに気づかず、対応が後手後手に回ってしまっているケースがとても多いことが明らかになりました。
逆に言えば、うつ症状され取り除けば、再びエリートに返り咲き、医学部合格も視野に入ってくるということです。
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