入試直前の不安が1分で消えるメンタル対策とは?【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

入試直前の不安が1分で消えるメンタル対策とは?【受験専門の心療内科】

 

 

 

受験の心療内科

 

入試直前の不安が1分で消えるメンタル対策の秘訣

 

 

 

 

今日のテーマは、受験の不安感が脳内で瞬時に消える、脳科学の研究結果を応用した受験勉強のメンタル対策のご紹介です。

 
 
受験生にとって、不安感はとても怖いものです。
脳内の扁桃体という部分が暴走する結果、論理的思考力を生み出す前頭前野の働きが低下してしまうのです。
 
この現象は、簡単に言うと、不安感で頭が悪くなるということです。
受験生は、放置してはいけません。
 
 
これに対し、勉強中にあることを心がけるだけで、なんと、たった1分で不安感が脳内で軽減する効果が出ることが解明されました。
 
 
具体的には、受験生は何を心がければいいのか?
受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と知識をもとに、わかりやすく解説します。
 

 

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落ちそうだから不安なのではなく、不安だから落る?

 

受験生が入試に落ちるかもしれないから不安になるのは当たり前のことです。
 
しかし、実は、脳医学の観点からは、不安になるから試験に落ちる・・・という逆の因果関係も作用することがわかっています。
 
だから、志望校への合格を勝ち取る上で、不安感のコントロールは、とても重要なことなのです。
 
 
では、こうした逆の方向の因果関係が生じるのは、なぜなのか?
 
入試に合格するためには、論理的思考力が重要ですね。
 
これは脳の前頭前野という部分が中心になって生み出すものです。
 
 
ところが、不安を感じるとき、脳内で不安を作り出す扁桃体が過剰に働き、それによって脳の前頭前野の機能が低下してしまいます。
 
そのため、論理的思考力が働かず、学力があっても問題が解けない・・・という現象が起こるのです。
 
だからこそ不安の暴走を止めるということは、合格をつかみとるためにとても重要なことです。
 
メンタル対策は受験勉強と同じぐらい大事だということです。
 

 

不安の暴走を止めるためには、脳の前頭前野と扁桃体とのバランスが大事!

 

こうした不安の暴走を止めるためには、脳の前頭前野と扁桃体とのバランスを健康な形に戻すことが必要です。
 
私のクリニックの早期合格コースは、磁気のパルスを脳に当てることによって、このバランスを回復させ、メンタルの安定と論理的思考力の改善を行い、志望校への合格を実現するものです。
 
ただし、症状が軽い場合なら、ご自分の姿勢をある形に変えるだけで不安感が軽減するという実験データが、アメリカで行われた研究によって得られました。
 

 

不安の暴走を止める効果が実験で得られた驚きのポーズとは?

 

心が前向きになり、不安感も収まる効果が見つかったのは、立ち上がって、両手を左右に広げるというものです。
 
くしくも、タイタニックの映画に出てきた、あの有名なポーズと、結果的には同じようなポーズだったのです。
 
 
と言っても、もちろん、研究者がわざわざ映画のポーズについて研究した…というわけではありません。
 
被験者に様々なポーズを取らせ、それか脳へどのような影響を及ぼすのか調べる実験が数多く行われました。
 
それで効果が見つかったポーズが、たまたまタイタニックのポーズと一致したということです。
 
 
では、どうして、そんな効果が出るのでしょうか?
 
脳には、自分が専有するスペースを無意識のうちに感じ取っていて、それが感情の形成に影響します。
 
これをパーソナルスペースといいます。
 
これが、不安を軽減させるのに大事な役割を果たしているのです。
 

 

驚くべきパーソナルスペースの脳への作用!

 

脳には、自分の置かれている状況が好ましい状態であると判断すると、パーソナルスペースを大きくする性質があります。
 
無意識のうちに、周りの人に、自分の存在を誇示するわけです。
 
 
一方、好ましくない状況に置かれている人は、パーソナルスペースを小さくし、周囲の人にスペースを譲ろうとします。
 
私たちは、普段、まったく意識しませんが、実はこうして、お互いに専有エリアの調整を行っているわけです。
 
 
同時に、パーソナルスペースと気分は、ワンセットになって脳の扁桃体に記憶されていきます。
 
だから、両手を広げると、パーソナルスペースが広くなるので、それに連動して、扁桃体は不安を感じる状況ではないと判断するようになるのです。
 
それにより、脳が、いい意味で、いわば勘違いした形となり、不安感が軽減してくれるわけです。
 

 

不安が軽減する効果が現れるまで、わずか1分でOK!

 

今、受験や成績の不安で頭がいっぱいという受験生の方!
 
座っていては駄目だめです。
 
まず、立ち上がり、両手を左右に思いっきり広げましょう。
 
1分間、この姿勢を取れば、程度は個人差がありますが、脳の扁桃体が正常に機能していれば、ほぼ全員、心が前向きになる何らかの効果が現れることが確認されています。
 
 
もちろん、勉強は、この姿勢のままではできないので、1分たったら、普通に座って勉強してけっこうです。
 
でも、また不安感が出てきたら、そのたびに立ち上がって、両手を広げましょう。
 

 

不安軽減ポーズは、脳の扁桃体のセルフチェックにも活用!

 

 
この方法は、脳の扁桃体が健康に働いてくれているか、セルフチェックするのにも役立ちます。
 
不安感がこれで軽減すれば、少なくとも不安感については、病的なものではないと考えていただいて大丈夫です。
 
ただ、まったく効果が現れない場合は、扁桃体の機能に問題が生じている可能性があります。

 

この場合は、脳の状態をもとの健康な状態に戻すためには、脳に磁気のパルスを当てるなど、脳医学に基づく専門の治療が必要です。

 

ぜひ、以下の磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コースのご説明をお読みいただき、内容を知っていただければ嬉しいです。

 


Transcranial Magnetic Stimulation for Exam

【受験生の「コロナうつ」にも対応しています!】

 

 

 受験勉強の集中力・記憶力・ヤル気の低下は、精神論で解決できません。

 受験の脳機能に特化した専門の「磁気刺激治療」が合格への最短コースです!

 勉強の方法を変えるだけで脳機能を高められるのが「受験に特化したCBT治療」です!

 光トポグラフィー検査による脳の活動データを元に、必要に応じて以下の5つの特別診療も併用します!

  

 

 

 メンタル医学と脳科学を応用した以上の診療を組み合わせ、志望校への合格を実現しましょう!

 

 

 



 
 

「受験に特化した磁気刺激治療」、「受験勉強のCBT治療」に加え、2020年からは、以下の5つの特別診療を開始いたしました。

 
 

従来、メンタル医学の分野では、光トポグラフィー検査は、うつ病の中のうつ病と呼ばれている大うつ病性障害と、以前は躁うつ病と呼ばれていた双極性障害を見分けるためなどに大きな役割を果たしていました。

 

これは磁気刺激療法にとっても重要で、当院の早期合格コースでも、必ず光トポグラフィー検査をお受けいただいているのも、このためです。

 

 

ただし、受験生に限っていうと、以上に加え、光トポグラフィー検査のデータを解析することで、勉強中や試験を受けているときに、脳がどのような働き方をしているのか、重要な情報を与えてくれることがわかってきました。

 

さらに、これに加え、各種の認知機能検査のデータ、模擬テストでの失点の傾向などを照らし合わせると、①ヤル気、②イライラ、③集中力、④記憶力、⑤思考力のそれぞれが、脳内でどのような状態になっているのか浮き彫りになってくるのです。

 

 

こうした脳機能については、「記憶力を高めるには、○○をしましょう!」といったことが、世間で広がっています。

私自身も、これまで刊行した60冊ほどの本で、こうしたアドバイスをしてきました。

 

 

しかし、これはあくまでも平均的な脳の働きをしている人を想定したアドバイスに過ぎません。

脳機能は一人ひとり異なりますので、正しい対処の仕方も異なります。

 

さらにコロナうつの影響で、従来から提唱されていた勉強法が役立たなくなった受験生が急増してきました。

そこで、2020年10月から、上記の5つの特別診療を開始することとしたわけです。

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

「早期合格コース」

 
 

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