入試合格のメンタルトレーニング【受験の心療内科クリニック】
✓ 「受験うつ(Exam Depressive Disorder)」とは、受験生が勉強のストレスなどで生じるうつ症状の総称です。2005年に当院院長の吉田たかよし医師が日本で初めて提唱し、「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」(光文社新書)がベストセラーになったことなどで広く社会に浸透しました。
✓ 受験生の自覚症状として最も多いのは、集中力の低下です。勉強のストレスや不合格になるのではないかという不安によって、脳内で集中力を生み出す中枢が機能低下を起こすために生じます。
✓ 英語や国語の課題文が読み取れなくなるということも、「受験うつ」で頻発している症状です。脳内の扁桃体(Amygdala)が暴走すると、ワーキングメモリー(Working memory)の機能が悪化するため起こります。
✓ 「受験無気力症候群(Exam Apathy Syndrome)」を併発する方も多く、受験勉強を持続する能力が低下し、志望校への合格を阻む重大な原因になっています。
✓ 最新の脳科学とメンタル医学を総動員し、受験生のお一人お一人の脳の状態に最適な治療を行うことで、「受験うつ」が早期に軽快するだけでなく、脳機能がパワーアップするため、発病前より2ランク高い志望校に合格されるケースも少なくありません。
「受験うつ(Exam Depressive Disorder)」とは、受験生が、勉強のストレスや入試に落ちるのではないかという不安などにより生じる「うつ症状」です。
受験生に現れる症状は、とても多様で、受験生お一人お一人、苦しまれる症状は異なります。
以下が、「受験うつ」の症状として、よく見られるものです。
・集中力がでない!
・受験勉強のヤル気がでない!
・イライラして勉強を続けられない!
・気分が落ち込んで苦しい!
・文章を読み取る力が低下した!
・暗記しても記憶に残らない!
・夜は眠れない! 朝は起きられない!
上記の受験うつの様々な症状の中で、受験生ご本人が感じるのが最も多いのは、集中力の低下です。
うつ病になると、記憶力や思考力など、脳内の様々な認知機能が低下しますが、集中力の低下も、かなりの高い割合で生じます。
さらに、受験勉強が高度な集中力を要求するため、脳内で集中力を生み出す中枢が、とりわけダメージを受けやすいのです。
こうした症状が出ている方は、「受験うつ」の可能性があります。・・・・・