受験生の無気力!天気に合わせた対策で回復【受験の心療内科】
受験の無気力!天気にあった対策
脳が健康な状態であれば、こういう日は記憶力が高まりますが、逆に記憶力が下がってしまう場合は、メンタル面の不調を抱えている可能性があります。
記憶中心の勉強がなんだかとっても憂鬱で虚しく感じる…。
やってもやっても覚えられなくてとても虚しい…。
そんな感覚になったら要注意です。
これが病的になった状態が、受験ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)ですが、そこまでいっていなくても、その一歩手前の状態になっている受験生は、かなり広範囲にいます。
雨や雪の影響でメランコリックになるというのは、多くの人に起こる普通の現象ですが、受験ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)の場合は、脳内の記憶システムに根本的な機能低下が生じていて、気分の悪化がダイレクトに記憶力の低下を巻き起こすのです。
そうした状況になっている脳には、原因となっている脳の部分に磁気のパルスを当てるなど、回復させるには専門の医学的な処置が必要です。
注意していただきたいのは、受験生は「自分だけは大丈夫だ」という根拠のない思い込みで、気づくのに遅れる例がすごく多いということです。
ぜひ、受験ストレス性記憶障害に関する以下の解説文もお読みいただき、適切な対処をとることをおすすめします!
このページの要点は?
✓ 勉強しても記憶に残らない、暗記しても数日で忘れてしまうという方は、「受験ストレス性記憶障害」の危険性があります。
✓ 「ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)」とは、脳内の海馬や前頭前野が精神的なストレスにで障害を受け、記憶力が著しく低下する症状を指します。
✓ 受験勉強のストレスでコルチゾールというストレスホルモンが増加し、海馬の神経細胞にダメージを与えるため、記憶を作り出す「記銘(Memorization)」ができなくなってしまいます。
✓ 精神的なストレスが高まると前頭前野の機能が抑制され、記憶を思い出す想起(Retrieval)ができなくなってしまいます。
✓ 受験ストレス性記憶障害は、入試が近づくとストレスが増すため症状が悪化し、入試の当日に症状が極大化します。
✓ 最新の治療方法により、受験ストレス性記憶障害から回復し、志望校に合格される方が多数でています。
頑張って勉強しているのに、ちっとも記憶に残らない・・・。
せっかく暗記しても、数日でほとんど忘れてしまう・・・。
昨日、何を勉強したのかも思い出せないこともある・・・。
もし、このような症状が起きていたら、あなたの脳は、「受験ストレス性記憶障害」に陥っている危険性があります。
「ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)」とは、脳内で記憶を作り出している海馬や、思い出すために重要な前頭前野などが、精神的なストレスによって障害を受け、記憶力が著しく低下する症状を指します。
特に受験勉強によるストレスは、ストレスホルモンのコルチゾールなどが増加しやすく、こうした症状を引き起こしやすい特徴を持っているのです。
このために生じるのが「受験ストレス性記憶障害」です。
⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ「認知のゆがみ(受験ストレス)Cognitive distortion」
https://www.akamon-clinic.com/認知のゆがみ(受験ストレス)Cognitive distortion/