受験生は禁止!年末年始の入試に失敗する3つの習慣とは?【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

受験生は禁止!年末年始の入試に失敗する3つの習慣とは?【受験専門の心療内科】

 

 

受験の心療内科

 

 

年末年始の入試に失敗する3つの習慣とは?

 

 

 

 

今日のテーマは、年末年始に受験生が行うと入試に落ちてしまうことになる「3つの習慣」のご紹介です。

 

 

2023年も今日が大晦日ですね。

 

とはいっても、私自身は受験生専門に診療している心療内科医なので、入試を直前に控えた今の時期はとても大事で、大晦日も元日も平常通り診療しています。

 

それでも、大晦日と元日は、やっぱり普段とは違う一日だと感じています。

 

これは受験生の方も同じでしょうね。

 

張り詰めていた入試の緊張感を、いっとき緩めるのは、けっして悪いことではありません。

 

 

ただし、受験生を含め、多くの方が年末年始に行っている恒例の習慣の中で、脳医学やメンタル医学の観点から、志望校への合格を勝ち取るには、これだけはやってはいけないということが3つあります。

 

これが、年末年始の入試に落ちる3つの習慣です。

 

 

年末年始の入試に落ちる3つの習慣とは、具体的には何なのか?

 

メンタル医学と脳医学の面から、受験生の脳にどのような悪影響を与えるのか?

 

受験生を合格に導く心療内科医としての経験をもとに、わかりやすく解説します!

 

 

 

大晦日・元日もクリニックは開業!

受験生のラストスパートを支えます!

 

 

年末年始に入試に落ちる習慣:大晦日の夜更かし!

 

受験生が年末年始にやってはいけない習慣、ワースト3位は・・・

 

大晦日に夜ふかしをすること!

 

 

大晦日の夜は、NHKの紅白か、民放の格闘技やお笑いなんかを見て、午前0時のカウントダウン・・・というような習慣がありますが、受験生の方も、それにつられて、大晦日だけは夜ふかしする傾向があります。

 

でも、入試の直前期は、たった一晩でも夜ふかしすると、脳の視交叉上核という部分の機能が乱れます。

 

それにより、睡眠をコントロールしている体内時計のリズムが壊れる影響が出てしまうのです。

 

 

ましてや、深夜まで起きて、日付をまたいで合格祈願の初詣に行くというのは論外です。

 

「東大の近所にある湯島天神に合格祈願をしたら東大に受かる・・・」などという都市伝説を信じる受験生もいますが、とんでもない!

 

そもそも、菅原道真公は合理的思考を徹底していた人で、受験の直前期に夜ふかしするような人を東大に合格させるとは思えません。

 

 

 

年末年始に入試に落ちる習慣:豪華な食事!

 

受験生が年末年始にやってはいけない習慣、ワースト2位は・・・

 

とっても豪華な食事をとること!

 

 

少し贅沢な食事くらいならいいですが、とっても豪華な食事までいくと、入試を直前に轢かれた受験生には危険です。

 

入試の直前は、精神的ストレスによって胃腸の消化能力が低下しています。

 

そんな状態で、普段、食べ慣れていないものを食べると、胃腸が消化不良を起こしやすいのです。

 

豪華な食事って、通常、高タンパク・高脂肪なので、消化の負担が大きい傾向があるわけです。

 

さらに、脳腸相関という作用で、その影響が脳に及び、入試問題を解く能力まで低下してしまいます。

 

年末年始に入試に落ちる習慣:1年を振り返って反省する!

 

受験生が年末年始にやってはいけない習慣、ワースト1位は・・・

 

1年を振り返って反省すること!

 

 

もちろん、一般論としては、とっても素晴らしい習慣なのですが、受験生だけはNGです。

 

あの勉強も、できていない・・・

 

この勉強も、できていない・・・

 

この時期に受験生が反省しようものなら、できていないことばかり思い出すことになる受験生が大半なのです。

 

これは、メンタル医学で「ネガティブな選択的記憶再生」と呼ばれている状態です。

 

その結果、脳の扁桃体と言う部分が、とめどなく不安感を生み出すことになってしまうのです。

 

 

不安を感じることがメンタル面に良くないことだというのは、みなさん、常識だと思いますが、入試の直前期に受験生が不安を感じる悪影響はそれだけではありません。

 

問題を解くために不可欠な脳の認知機能の低下をもたらすことが、脳医学の研究で解明されているのです。

 

 

今、不安感を抱えている受験生の方は、以下の解説「入試の不安が脳に与える影響」も、ぜひお読みください。

 

特に、「入試に落ちてしまう危険な受験不安」というメンタルトラブルがあり、そこに陥っていなのかを見極める、ご自分でセルフチェックできるポイントもご紹介しています。

 

 


 



 
 

 このページの要点は? 

 ✓  受験の不安は、単なる気分だけの問題ではなく、脳の働きを低下させるため、入試の本番で大幅な得点ダウンをもたらし、不合格となる大きな要因です。

 

 ✓  不安感が暴走すると、脳内で原始的な感情を司る扁桃体が過剰に刺激を受けるため、脳の働きが低下してしまうのです!

 

 ✓  集中力、ヤル気、思考力などが幅広く低下しますが、特に応用問題を得く能力が壊滅的なダメージを受けるため、応用力を重視する最近の入試の傾向では、とりわけ大きな得点ダウンとなります

 

 ✓  過剰な「受験不安」の原因が、大うつ病性障害や双極性性障害、それに気分変調性障害など、メンタル面の疾患である場合も少なくありません!

 

 ✓  正常な「受験不安」と異常な「受験不安」の境界線がわかるセルフチェックを掲載しています!

 

 ✓  脳機能の検査を行って不調の原因が何なのかを突き止めれば、それだけで「受験不安」が解消し、志望校への合格に直結する場合もあります!

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 

 


以下の症状が、2週間以上続く場合は、脳機能のSOSサインとして、適切な対処が必要な危険な「受験不安」です。

 

まずは、受験勉強に関する脳機能について、専門の検査をお受けになることをおすすめします。

 

 

① 各科目や各分野が次々に不安になり、勉強の内容をコロコロと変えてしまって、結果として受験勉強がはかどらない。

 

② 覚えたはずなのに忘れるような気がして、同じことを何度も繰り返し勉強してしまい、受験勉強がは先に進まない。

 

③ 教科書を読んでいるとき、不安で集中できず、・・・

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

https://www.akamon-clinic.com/受験の不安/

 

 

 

 
 
 

 

吉田たかよし院長のおすすめ記事

 
 
 


 




 

 

本郷赤門前クリニックの合格実績