勉強の集中力を自宅で高める脳科学の裏技【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

勉強の集中力を自宅で高める脳科学の裏技【受験専門の心療内科】

吉田たかよしの勉強法講座

脳の刺激で集中力をアップさせよう!

https://www.akamon-clinic.com/concentration/

 

1月15日からの共通テストも近づいてきて、受験生は最後の追い上げを図っていますが、それに伴い、脳に疲労も蓄積して、集中力が低下しやすい時期です。

 

 

そんな今だからこそ、ご自宅にいながらご自分で簡単にできる、それでいて勉強の集中力が飛躍的に高まる方法をご紹介します。

 


それは、

「勉強している姿をウェブカメラやスマホで録画し続け、第三者の視点で自制心を高める」

というものです。

やってみるとわかりますが、ご自分が勉強している姿をウェブカメラやスマホで録画し続けると、それだけで、勉強の集中力は大幅に高まります。

理由は、自分自身の勉強している姿を、カメラのレンズを通して第三者の視点で認知することができるからです。


誰しも、第三者に見られていることを意識すると、怠けたいといった欲望を自制するようになります。

 

多くの受験生が勉強している自習室だと集中力が上がるのに、自宅で勉強しているときはダラケてしまうというのは、第三者の視点がなくなってしまうためです。

 

それをおぎなうのが、カメラで自分の姿を録画するということなのです。


カメラで録画する場合は、自分の勉強している姿を見るのは未来の自分ですが、それでも、欲望を自制する心理は強力に働きます。

現在の自分はダラケている自分を許容しても、未来の自分に対しては、胸を張れる立派な自分でありたいと思うからです。

 
といっても、勉強している姿を再生して見るのは時間の無駄です。

基本的には、録画しっぱなしで結構です。


ただし、すごく集中力が低下したと自覚した場合は、ところどころ映像を再生して、ダラケている自分の姿と向き合いましょう。

このときは、どうしようもなく自己嫌悪に陥りますが、その悔しさが、次の勉強の集中力を生み出します。
 

ただし、受験ストレスが激しく、受験うつに陥っている場合は、この方法を実践するのは危険です。

ほんの少しでも抑うつ症状が出ている場合は、この方法は禁止です。

自己嫌悪によって抑うつ症状が悪化するからです。


まず、こちらで受験ストレスの状態をセルフチェックしていただき、該当する項目がない場合に実践してください。
 
受験ストレスセルフチェック
⇒ クリック!

 

この方法を含め、世界中の脳科学やメンタル医学を総動員し、効果的に勉強の集中力を高められる10の方法を厳選しました。

 

それが、こちらです。

 

 

【ご自分でできる集中力を高める方法、ベスト10】

 

 

① 集10秒間、立ち上がり、脳の脳幹網様体に刺激を送る!

 

② 右手に渾身の力を込めてガッツポーズをし、脳の左側前頭葉を刺激する!

 

③ 座ったまま、3分間、目を閉じて、前頭前野の疲労を回復させる!

 

④ 勉強時間と休憩時間のサイクルを短めに設定しておき、脳にメリハリを記憶させる!

 

⑤ 雑念が湧いてきたら、「数学・数学・数学」など科目名を3度唱えて言語中枢の力で集中させる!

 

 

 

⑥ 「○○君、頑張れ!」と自分の名前を添えて自分で励ます!

 

⑦ 勉強している姿をウェブカメラやスマホで録画し続け、第三者の視点で自制心を高める!

 

⑧ ゆっくり大きく息を吐くことにより、副交感神経優位に促し、脳の扁桃体の暴走を止める!

 

⑨ 背筋を伸ばしてアゴを引き、脳の本能的な領域に集中すべき状況にあることを教える!

 

⑩ 鳥のさえずりなど自然音をBGMで流す。ただし、ボーカルの入った曲は逆効果!

 

 

 

こちらのブログで、過去10年くらいのなかで、一度くらいはご紹介したものが多いのですが、一箇所にまとめて解説したほうが、受験生の方には便利だと思い、クリニックのホームページに、特設の「集中力(Improve Concentration)」のページを設けてもらいました。

 

なぜ、この10の方法が集中力をアップさせるのか、その根拠となる脳の仕組みを知っておいたほうが、より効果が上がります。

 

ぜひ、以下のクリニックのホームページの解説もご一読ください。

 

「集中力(Improve Concentration)」⇒クリック!

 

 


 

 受験勉強の集中力を高める10の方法 

 

 10秒間、立ち上がり、脳の脳幹網様体に刺激を送る!

 

 右手に渾身の力を込めてガッツポーズをし、脳の左側前頭葉を刺激する!

 

 座ったまま、3分間、目を閉じて、前頭前野の疲労を回復させる!

 

 勉強時間と休憩時間のサイクルを短めに設定しておき、脳にメリハリを記憶させる!

 

 雑念が湧いてきたら、「数学・数学・数学」など科目名を3度唱えて言語中枢の力で集中させる!

 

 「◯◯君、頑張れ!」と自分の名前を添えて自分で励ます!

 

 勉強している姿をウェブカメラやスマホで録画し続け、第三者の視点で自制心を高める!

 

 ゆっくり大きく息を吐くことにより、副交感神経優位に促し、脳の扁桃体の暴走を止める!

 

 背筋を伸ばしてアゴを引き、脳の本能的な領域に集中すべき状況にあることを教える!

 

10 鳥のさえずりなど自然音をBGMで流す。ただし、ボーカルの入った曲は逆効果!

 

 

 


10秒間、立ち上がり、脳に刺激を与える!


ご自宅や自習室で勉強しているときに、集中力の低下を自覚したら、10秒間、立ち上がりましょう。

 

これにより、脳全体のメインスイッチの働きをしている脳幹網様体が刺激を受け、集中力が回復します。

 

このとき、勉強を中断する必要はありません。

 

頭の中で問題の解法を考えたり、必要事項を記憶をしたりしながら、立ち上がれば、勉強時間のロスは、ほぼゼロに抑えられます。

 


右手に渾身の力を込めてガッツポーズ


末梢神経と脳は、左右が交差してつながっています。

 

このため、右手でガッツポーズをすると左側の脳に刺激が伝わり、一時的ではありますが、意欲を集中力を高める作用が生じます。

 

立ち上がるほうが効果は大きいのですが、試験を受けているときは、立ち上がることができないので、こちらを行いましょう。

 

ガッツポーズを行う時間は5秒間ほどで十分ですが、渾身の力を込めて脳に強い刺激を与える必要があります。

 


3分間、目を閉じて、前頭前野の疲労を回復


人間の脳は、大脳新皮質の約70%が視覚情報の処理に関わっています・・・

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ「集中力(Improve Concentration)」

 

 

 

本郷赤門前クリニック(東京大学)