「受験うつ」を見逃して浪人地獄に転落!【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

「受験うつ」を見逃して浪人地獄に転落!【受験専門の心療内科】

 

 

 

 

今日のテーマは、「見逃される受験うつ」

 

受験うつを見逃して、浪人地獄に陥ってしまう方が増加しているので、ぜひ、注意していただきたいんです。

 

 

今日、私のクリニックのホームページに、「見逃される受験うつ」というページを新設してもらいました。

 

実は、受験生だったときに、私のクリニックで治療して、見事、医学部の合格された方が、家庭教師をしたいということで、クリニックの受験生さんを、ご紹介したんです。

 

受験うつの方の家庭教師は、受験うつを乗り越えて合格した方が一番ですよね。

 

しかも、人間性やキャラクターも、カウンセリングを通して熟知しているので、安心してご紹介できます。

 

ということで、私のクリニックでは、家庭教師のマッチングみたいなことも、普段からやっているんです。

 

 

そうしたら、この方は、家庭教師代から、一部を謝礼として支払いたいとのお申し出があったんです。

 

でも、私としては、そんなのはプライドとして受け取れない・・・。

 

それで、代わりにお役に立てたいということで、私の動画の文字起こしを、ボランティアでやってくださったんです。

 

 

いっぱい、文字起こしをしてくださったんですが、今日、第一弾でアップさせていただいたのは、この方が、受験うつに気づいて、私のクリニックを受診するきっかけになった動画だそうです。

 

もし、この動画を見ていなかったら、自分自身も浪人地獄に突き落とされたかもしれないということで、特に思い入れがあるとのことでした。

 

そんな経緯もあり、第一弾のアップにさせていただいたわけです。

 

 

受験うつを見落とす最大の原因は、大人のうつ病と子どものうつ病では、症状がかなり異なるにもかかわらず、大人はもちろん、受験生自身も、大人のうつ病の尺度で判断してしまうことにあります。

 

詳しくは、ぜひ、今日、アップしたばかりの以下の解説を読んでください!

 

 

 



 受験期のうつ症状、「受験うつ」が見逃されることが多く、その結果、志望校に合格できない悲劇が増加しています。

 

 中学生・高校生のうつ病の有病率は、2.0%から8.0%で、大人とほぼ同じ水準です。受験うつはさらに高い有病率となっています!

 

 小学生のうつ病の有病率は、0.5%から2.5%で、大人よりは低いですが、世間の方の印象よりははるかに高いのが実態です。

 

 子どものうつ病が見落とされる理由は、その症状は、起こってわめく、イライラする、暴力を振るうなど、大人のうつ病の症状とは正反対で、いっけん、元気がありあまっているように感じられるためです。

 

 受験うつを早期に発見し、磁気刺激治療刺激+脳科学に基づくカウンセリングで志望校に合格できます!

 



 

皆さん、まず、この統計データ見てください。

これ、日本における、うつ病の有病率です。

どれぐらいのパーセンテージの人が、うつ病になっているのかという数字なんですね。

 

下の中学生高校生の方から、見てください。

全体の2.0%から8.0%という数字が、様々な研究によって発表されているんですね。

 

2.0%から8.0%って、差があるねと感じられた方が、多いと思うんです。

でも、これは、どこまでをうつ病と見るのが、その重症度の範囲、あるいはうつ病の定義といった部分によって、数値が変わってきます。

だから、このように幅があるんです。

 

でも、大事なのはこれ同じ基準で、大人のうつ病の有病率と比較をしたら、どうなのかということです。

これは、ほとんど同じだという結果が出ているんです。