受験燃え尽き症候群が梅雨に増加
⇒ 「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」の専門的な解説はこちらから!
バリバリ勉強したいた受験生が、入試に落ちて、無気力になってしまう・・・。
この場合、燃え尽き症候群だと気づかれる人も多いと思いますが、落とし穴になるのは、現在のような梅雨の時期なんです。
実は、梅雨の時期にも、毎年、「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」は増加するんです。
今の時期、模擬テストの結果が返ってきた受験生が多いと思います。
4月は、日照量の増加に伴って、一時的に脳が躁状態になり、本来の実力以上に、新しい受験勉強にバリバリ取り組める場合が多いんです。
でも、梅雨に入って曇り空の日が続き、日照量の低下に伴って、一時的な躁状態が一気に覚めます。
さらに、新学年になって3か月近く頑張り、そろそろ目に見える結果がほしい時期です。
こうした条件が重なり、今の時期に、悪い模擬テストの結果が返ってくると、一気に「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」に陥ってしまうのです。
早期に気づいて対処しないと、来年1月2月の入試の時期に、メンタル面から自滅し、入試に落ちてしまいます。
以下の、「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」のページを、ぜひ、ご参照ください。
このページの要点は?
✓ 燃え尽き症候群とは、アメリカの精神科医、ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)が提唱したもので、一種の心因性うつ病とも捉えられえています!
✓ 頑張って受けた模擬テストの後に、勉強へのヤル気が急にわかなくなってしまった場合、「受験燃え尽き症候群」の危険性があります!
✓ 脳内で、合格したいという意欲の枯渇や消耗(Emotional Exhaustion)が起きるのが特徴です!
✓ 受験生が親へ暴言を吐くようになったら、これはメンタル医学で「冷淡な態度(Depersonalization)」と呼ばれる重要な兆候で、「受験燃え尽き症候群」のSOSサインかもしれません。
✓ 受験に特化した光トポグラフィー検査などによって脳機能の状態を詳しく調べることで、早期の回復と志望校への合格が可能になります!
ポイント!
それまで、真面目にコツコツと勉強してきたのに、ある日を境に、急にヤル気がわかなくなってしまう・・・。
気がついたら、受験勉強は進んでいらず、一日じゅう、スマホばかり見ていた・・・。
そんな異変が起きたら、「受験ストレスによる燃え尽き症候群(Exam burn-out syndrome)」の可能性があります!
早期に脳機能に何が起こっているのか正しく理解し、適切な対処を施すことが必要です。
これを怠ると、合格を勝ち取れないだけでなく、本格的な「受験うつ」に移行し、志望校への合格は絶望的になってしまいます。
さらに、意欲はいつまでたっても回復せず、成人後も仕事につかずに引きこもりになるなど、将来に禍根を残すことにもなってしまうのです。