深田恭子さんの病気で受験に失敗 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

深田恭子さんの病気で受験に失敗

⇒「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」はこちらから!

 

昨日のブログで、深田恭子さんが陥った適応障害と同じ病気が受験生の間で増加しているということを書いたら、大きな反響をいただきました。

 

今日のテーマは、その続きで、同じ適応障害でも、深田恭子さんの適応障害は、一般的な適応障害より、受験適応障害により近いということです。

 

共通点が多いんです。

 

 

今日、CBCの「北野誠のズバリ!」という番組でも適応障害の解説をさせていただいたんですが、早速、私のクリニックに診療のご予約をいただきました。

 

みなさんの関心も高く、また、医者の立場から見ても、重要な心の病気だと思うので、急遽、先程、クリニックのホームページに、受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)というページを設けていただきました。

 

私がスマホに向かってペラペラ話した録音データと、番組で話した内容をもとに、わずか2時間ほどでホームページを作成してくれたスタッフには、ありがとうと言いたいです。

 

 

 

ホームページで詳しく解説していますが、私が注目しているのは、深田恭子さんの人生がこれまで、あまりにも順風満帆で、それが、受験生の適応障害と酷似しているということです。


受験適応障害になりやすい条件は、

① 経済的に恵まれた家庭で育っている・・・。

② 男子はイケメン、女子は美人で容姿にも恵まれている・・・。

③ 真面目で成績も優秀で、これまで挫折を味わった経験がない・・・。


つまり、一言で言えば、誰もがうらやむ順風満帆の人生が、受験適応障害を生み出す素地となっているということです。

一方、深田恭子さんも思春期の早い段階からアイドルとして成功し、さらに成人になった後も、一流の芸能人の地位を確固たるものとされています。

やはり、誰もがうらやむ順風満帆の人生ですよね。

 
では、どうして、順風満帆の人生が適応障害を生み出すのでしょうか?

その答えを読み解く鍵になるのが、自己肯定感です。

 

詳しくは、以下のホームページの解説をご参照ください!

 

 

「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」

 

 



 

 このページの要点は? 

 ✓  それまで真面目に勉強していたのに、急にゲームやスマホで時間を浪費したり、塾を休んだりした場合、今、急増している「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」に陥っている危険があります。

 

 ✓  親は単なるサボりだと勘違いする場合が多いのですが、受験適応障害は心の病で、放置しておくと重度の受験うつに移行することも多いので注意が必要です。

 

 ✓  親が「勉強しなさい」と注意すると、「うるさい!」などと大声で怒鳴り返してくることが多く、これは大人が適応障害になったときに、深酒をして暴れたり危険な運転をして事故を起こすのと本質は同じです。

 

 ✓  女優の深田恭子さんが適応障害になりドラマを降板されましたが、受験適応障害に陥る受験生は深田さんと共通点が多いという特徴があります。

 

 ✓  脳の状態を見極める検査法と、メンタル面を立て直して志望校への合格を勝ち取る治療法についてもご紹介しています。

 

 

 

急増する「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」とは?


それまでコツコツと真面目に勉強していたのに、急に勉強を投げ出して、ゲームやスマホばかりやっている・・・。

 

以前は、塾を休むことなんてなかったのに、今は出席率が0%・・・。

 

親が「勉強しなさい」と注意すると、鬼のような形相で「うるさい!」と怒鳴り返す・・・。

 

受験生にこのような症状が現れたら、今、急増している「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」に陥っている危険があります。

 

 

適応障害というと、就職や入学で環境が変わり、それに適応できなくて心がふさぎ込む病気だというイメージをお持ちの方が大半だと思います。

 

もちろん、世間一般では、こういうケースが多いのは事実です。

 

しかし、受験生に限っていうと、勉強のギアを上げる生活、つまりハードな受験生活に適応できないことで、適応障害を発症する場合のほうが、圧倒的に多いのです。

 

 

なぜ、このような心の病に陥るのか?

 

後ほど詳しく説明しますが、それは、今どきの受験生を取り巻く環境が、適応障害を発症しやすい条件を兼ね備えているからです。

 

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック



受験勉強を投げ出してスマホばかり眺めたり、理由もないのに塾を休みだすと、ほとんどの親御様は、サボっているのだと思います。

 

でも、受験適応障害は、適切な治療と対策が必要な心の病です。

 

決して、単なるサボりだと勘違いしてほしくありません。

 

 

もちろん、受験生の年代では、勉強をサボりたいと思うのは当然のことで、実際、サボっている生徒は世間にいっぱいいます。

 

しかし、元来、真面目な生徒さんで、それまではコツコツ真面目に勉強していたのに、急に受験勉強を投げ出した場合は、サボっているのだと決めつけてはいけません。

 

 

真面目な性格は、通常は、成績を上げるのにとても望ましい素養です。

 

ただし、適応障害についていうと、真面目であることは、発症するリスクを大幅に高める要因であることがわかっています。

 

良い意味でも悪い意味でも、嫌なことを受け流して物事を適当に処理しようとはしません。

 

それが、心の病気を生み出す素地となってしまうのです。

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック



女優の深田恭子さんが、適応障害を発病し、ドラマを降板されることが所属事務所から発表されました。

 

私自身、以前、深田さんとテレビ番組でお話をさせていただいた経験がありますが、彼女のメンタルは、受験適応障害に陥ってしまった受験生と、共通点が驚くほど多いのです。・・・・

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「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」