受験ストレスで記憶力が下がる病気!【受験専門の心療内科】
https://www.akamon-clinic.com/memory/
受験専門の心療内科
コロナ感染は受験生の脳にも様々な悪影響をもたらしていますが、
今日ご紹介するのは、勉強のストレスで記憶力が低下する「受験ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)」です。
精神的なストレスは、脳にいろいろな悪さをしますが、受験生にとっては、記憶力の低下が起こりやすく、しかも、合格を勝ち取るために、大きなダメージになるだけに、よく知っておいていただきたいんです。
「頑張って勉強しているのに、ちっとも記憶に残らない・・・。」
「せっかく暗記しても、数日でほとんど忘れてしまう・・・。」
そんな受験生は、要注意です。
ストレスホルモンのコルチゾールが、海馬の神経細胞にダメージを与えているのですが、これって、入試の日が近づくほど、悪化するのが普通です。
また、「想起(Retrieval)」という思い出す能力の障害については、入試の本試験の最中に症状が極大化します。
これって、入試に落ちること、そのものを意味します。
だから、今すぐ、対処をしていただきたいんです。
詳しくは、私のクリニックのホームページの、「受験ストレス性記憶障害」のページをご参照ください。
https://www.akamon-clinic.com/memory/
このページの要点は?
✓ 勉強しても記憶に残らない、暗記しても数日で忘れてしまうという方は、「受験ストレス性記憶障害」の危険性があります。
✓ 「ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)」とは、脳内の海馬や前頭前野が精神的なストレスにで障害を受け、記憶力が著しく低下する症状を指します。
✓ 受験勉強のストレスでコルチゾールというストレスホルモンが増加し、海馬の神経細胞にダメージを与えるため、記憶を作り出す「記銘(Memorization)」ができなくなってしまいます。
✓ 精神的なストレスが高まると前頭前野の機能が抑制され、記憶を思い出す想起(Retrieval)ができなくなってしまいます。
✓ 受験ストレス性記憶障害は、入試が近づくとストレスが増すため症状が悪化し、入試の当日に症状が極大化します。
✓ 最新の治療方法により、受験ストレス性記憶障害から回復し、志望校に合格される方が多数でています。
頑張って勉強しているのに、ちっとも記憶に残らない・・・。
せっかく暗記しても、数日でほとんど忘れてしまう・・・。
昨日、何を勉強したのかも思い出せないこともある・・・。
もし、このような症状が起きていたら、あなたの脳は、「受験ストレス性記憶障害」に陥っている危険性があります。
「ストレス性記憶障害(Stress-induced Memory Impairment)」とは、脳内で記憶を作り出している海馬や、思い出すために重要な前頭前野などが、精神的なストレスによって障害を受け、記憶力が著しく低下する症状を指します。
特に受験勉強によるストレスは、ストレスホルモンのコルチゾールなどが増加しやすく、こうした症状を引き起こしやすい特徴を持っているのです。
このために生じるのが「受験ストレス性記憶障害」です。
受験ストレス性記憶障害は、入試の合否に極めて深刻な悪影響をもたらします。
記憶力が障害を受けると成績が低下するのは当然ですが、問題はこれだけにとどまりません。
放置しておくと、ワーキングメモリー(Working memory)など、脳の他の高度な機能にも波及することが多いのです。
また、やがてメンタル面も蝕まれ、勉強のヤル気の低下や、不安感、イライラなどに苦しめられることになります。
さらに、「受験うつ」の早期の段階、もしくはその予備群となっている場合も多く、この場合は、直ちに対処しないと、何年も浪人を繰り返すことになってしまいます。