良性ストレスと悪性ストレスの差 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

良性ストレスと悪性ストレスの差

⇒ 「受験ストレスの解説」はこちらから!

 

「ストレスになるから、勉強は、一切しません!」

そう言って勉強をしようとしない受験生の方はいませんか?

 

私の受験生専門の心療内科クリニックで問診をしていると、たまに、こういう受験生の方がいます。

 

 

もちろん、受験勉強がストレスになるのは確かです。

 

でも、ぜひとも知っておいていただきたいのは、脳や身体にプラスになる「良性ストレス」も少なくないということです。

 

 

世間では、「ストレス=悪者」と決めつけていますが、人体に悪さをするのは「悪性ストレス」です。

 

「良性ストレス」もゴチャまぜにして、ひとくくりに悪者扱いするのは、適切ではありません。

 

 

そもそも、ストレスホルモンのコルチゾールを始め、人体が持っているストレスの仕組みは、必要だから獲得してものです。

 

100%悪いものなら、人体は、とっくにそんな仕組みを退化させて、捨て去っているはずです。

 

 

たとえ、うつ症状をお持ちの受験生でも、よほど重症でない限り、受験勉強の量と中身をうまく選別すれば、むしろ、「良性ストレス」として脳に適度な刺激を与えてくれます。

 

この勉強の量と中身がとっても重要で、専門の検査結果のデータを見ながら慎重に選別していくわけです。

 

まずは、「良性ストレス」と「悪性ストレス」の区別も含め、受験ストレスの症状について、よく知っていただくのが大切です。

 

 

私のクリニックのホームページのうち、「受験ストレスの症状」のページでわかりやすく解説しています。

 

例のごとく、アップしたページの冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。

 

興味のある方は、ホームページを見てください!

https://www.akamon-clinic.com/受験ストレスの症状/

 

 



 
 

 このページの要点は? 

 
 

 ✓  受験生に急増している「悪性ストレス」を見落とすと、勉強するほど逆に成績は低下してしまうという危険な症状が現れます!

 

 ✓  このページに掲載している「受験ストレス・セルフチェック」で、現在の症状を分析しましょう!

 

 ✓  チェック項目の中で該当する項目の数により、重症度が判定できるようになっています! 

 

 ✓  合格の方程式を解説します! ⇒ 「メンタル面の安定」+「脳機能のアップ」=合格!

 

あなたの重症度や脳のタイプにピッタリ合った、受験ストレスの早期解決、早期合格の方法を解説します!

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 
 


受験ストレスの症状は、脳が発するSOSサインです。

決して見逃してはいけません。

 

放置していたら、いくら勉強しても成績を上げるのは困難です。

それどころか、「受験うつ」に陥っている場合は、勉強をすればするほど、逆に成績は下がってしまうという危険な症状が現れてくるのです。

 

特に、新型コロナウイルスの感染が拡大してからは、いわゆる「コロナうつ」が「受験うつ」と化学反応を起こし、より深刻な症状が広がる傾向にあります。

受験生の脳や心で、何が起こっているのか、正しく理解し、早期に適切な対処を施すことが、症状の改善と志望校への合格のために不可欠です。

 

大切なのは、合格に導いてくれる「良性のストレス」と、「受験うつ」の徴候である「悪性のストレス」を見極めることです。

これについて、誰でも簡単に自己分析できる問診票を掲載しました。

 

それが、「受験ストレス・セルフチェックシート」です。

(Self-Rating-Questionnaire for Exam Depression)

受験生の方は、必ず、定期的にセルフチェックしてください。(以下に掲載)

これは、受験生の「コロナうつ」にも対応しています。

 

症状の解説や対処法についても解説記事を掲載していますので、該当する項目があれば、クリックしてください。

 

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

「試験恐怖症(Exam Phobia)」