脳の磁気刺激で超短期記憶が向上 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

脳の磁気刺激で超短期記憶が向上

水泳の池江璃花子選手が、白血病を乗り越え、東京オリンピックの出場が内定しました。

 

私は競技は見逃してしまい、ニュースでインタビューを見ただけですが、それでも感動して、もらい泣きしてしまいました。

 

 

今年、受験に失敗した方は、さぞかし悔しい思いをされたことでしょう。

 

でも、来年に再チャレンジすることが決まったら、次こそは、必ず勝利を勝ち取っていただきたいと思います。

 

 

そのためには、最新のメンタル医学や脳科学を合格戦略に取り込んでいただきたいのです。

 

 

 

 

 

池江選手だって、白血病治療のための血液内科学だけでなく、リハビリ科学や運動生理学など、幅広く総合的に活用したことが、今回の成果につながりました。

 

 

受験だって、同じなんです。

 

ひたすら頑張るという根性論だけで、必ず合格できるというものではありません。

 

私の心療内科クリニックで行っているようなメンタル医学や脳科学を、ぜひ、活用していただきたいんです。

 

 

 

 

 

 

合格を勝ち取る上で、特に重要な脳機能が、超短期記憶(ワーキングメモリー)です。

 

これは、心の黒板と呼ばれ、脳の高次の認知機能の基礎となる能力です。

 

数学も英語も国語も、脳の中では、猛烈な勢いで超短期記憶(ワーキングメモリー)をフル稼働させることで、正解をひねり出しています。

 

つまり、受験は、超短期記憶(ワーキングメモリー)を競い合う側面もあるんです。

 

 

 

 

 

私のクリニックでは、「受験うつ」の治療に磁気刺激治療を用いた場合に、磁気のパルスの当て方を工夫すると、うつ症状が治るだけでなく、発病前より成績が上がるということが、起こっています。

 

それは、超短期記憶(ワーキングメモリー)が磁気のパルスでパワーアップするためです。

 

 

 

こちらについては、クリニックのホームページで詳しく解説しています。

その冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきますが、詳しくは、必ずホームページを見てください!

ホームページ ⇒ クリック!

 


磁気刺激が脳機能に及ぼす驚きの効果!

志望校に合格できる秘密とは?


 
 

◆脳機能が高まる驚きの研究とは?

脳に磁気刺激を行えば、ワーキングメモリと呼ばれる機能が高まることを実証した研究が

発表され、脳機能を扱う医師や研究者の間で注目を集めています。

 

発表したのは、 米国コロンビア大学ニューヨーク州精神医学研究所

脳科学の研究に取り組んでいるブルース・ルーバー博士らのグループです。

 

ワーキングメモリとは、「心の黒板」とも呼ばれ、頭のなかで情報を操作しながら

思考するときに中核をなす脳機能です。

実際、私たちの脳は、数式を解くときも、文章を読み取るときも、

あれこれと問題の解き方を考えるときも、ワーキングメモリの機能を使います。

 

だから、試験で良い点数をとるには、ワーキングメモリをアップさせることが

不可欠だといえます。

その機能が、脳に磁気刺激を与えることにより高まることが実験データとして得られたのです。

複数の実験が行なわれていますが、ここでは、そのうちの一つのデータをご紹介しましょう。

グラフを見ながら、以下の説明を読み進めてください。

 

続きを読む ⇒ クリニックのホームページ