じんましん!受験ストレスによる脳の悲鳴【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

じんましん!受験ストレスによる脳の悲鳴【受験専門の心療内科】

 

 

 

受験の心療内科

 

じんましん(受験生)受験ストレスによる脳の悲鳴

 

 

 

 

 

「じんましん(蕁麻疹)」とは、皮膚が蚊に刺されたように盛り上がり、赤くなったり、かゆくなったりするものです。

 

「じんましん」なんて些細なことだ…と思っている方が多いようですが、受験生の場合は注意が必要です。

 

 

「じんましん」の陰に脳の不調!

 

受験生の場合は、入試の不安や勉強の疲労による受験ストレスによって脳がダメージを受け、その結果として「じんましん」が生じることが少なくないのです。

 

つまり、「じんましん」は脳の不調を示すSOSサインかもしれないということです。

 

実際、「じんましん」をキッカケにして「受験うつ」が見つかる場合もあります。

 

 

薬の副作用で入試に落ちる!

 

また、「じんましん」の治療薬の副作用によって脳の機能が低下し、そのために勉強ができなくなってしまうこともよくあります。

 

特に、試験を受けている最中に「じんましん」の薬で頭が働かなくなってしまうと、大幅な得点ダウンにつながってしまいます。

 

受験生は、この面でも注意が必要なのです。

 

 

合格のための対処とは?

 

受験生や親御様は「じんましん」にどう対処したらいいのか?

 

「じんましん」ができたとき、受験生の脳やメンタルでは、具体的にはどのようなことが起こっているのか?

 

受験生を専門に診療する心療内科医として経験と専門知識をもとに、わかりやすく解説したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じんましん(蕁麻疹)」は脳の不調を伝えるSOSサイン!

 

「じんましん(蕁麻疹)」なんて、どうってことない・・・と思っている人が多いようですが、受験生の場合は甘く見てはいけません。

 

メンタル面がデリケートな今どきの受験生の世代は、脳の不調が皮膚に現れている場合がとても多いんです。

 

つまり、「じんましん」とは、脳が正常に機能していないことを伝えるSOSサインだと捉えるべきだということです。

 

 

「じんましん」の陰に隠れた脳の不調で入試に落ちる!

 

確かに、「じんましん(蕁麻疹)」が特に我慢できないほど痒いということがなければ、「じんましん」それ自体によって入試に落ちるということはないでしょう。

 

でも、「じんましん」の陰に隠れている脳の不調の方が原因となって、それによって入試で得点力が大幅に低下してしまって不合格になるということは、とっても多いんです。

 

つまり、「じんましん」は、脳が入試に落ちやすい状態になっていることを目に見える形で、自分に教えてくれているSOS サインだというわけです。

 

受験生を志望校に合格させることを専門に診療している心療内科医の私の立場では、こちらのほうが、はるかに重大だと思います。

 

 

危険な「じんましん」のタイプとは?

 

「じんましん(蕁麻疹)」には、「急性じんましん」と呼ばれるタイプと、「慢性じんましん」と呼ばれるタイプと、2つのタイプがあります。

 

 

「急性じんましん」は、1度だけ症状が出て、それが数日以内で治まるものです。

 

こちらは、何か、かぶれやすい物に接触したり、物理的な圧迫を受けたりして生じることが多く、この場合は、受験ストレスとはほとんど関係ありません。

 

 

受験生の方に注意していただきたいのは、もう片方の「慢性じんましん」のタイプです。

 

皮膚の症状が出たり消えたりを1か月半以上にわたり繰り返す場合、医学的には「慢性じんましん」と呼び、「急性じんましん」とは区別して扱います。

 

こちらは、受験生の場合、入試が終わって受験ストレスがなくなるまで、数か月から数年にわたって続くことも少なくありません。

 

 

「じんましん」の治療薬の副作用にも注意!

 

「じんましん(蕁麻疹)」の治療についても、受験生には特別な注意が必要です。

 

「じんましん」の治療の影響で、脳の働きが低下し、試験で点数が取れなくなってしまうことが多いのです。

 

 

抗ヒスタミン剤を使うと、皮膚で暴走しているヒスタミンをブロックしてくれるので、確かに痒みは収まります。

 

でも、同時に、ヒスタミンは、脳の中では、覚醒状態を維持し、思考力がしっかり働くことを支える機能を担っているのです。

 

抗ヒスタミン剤は、こうした脳内で大切な働きをしているヒスタミンまで、ブロックしてしまうので、試験の点数が壊滅的に低下することも少なくないわけです。

 

 

 

ぜひ、「じんましん」を抱えた受験生の方は、私クリニックのホームページに、「じんましん」は受験ストレスのSOSサインというページを設けていますので、必ず、ご一読ください

 

以下、一部をご紹介します!

 

 



 

 「じんましん」は脳の状態と密接に関係しており、ただ痒いだけだと甘く見ていると、入試に落ちてしまいます!

 

 「じんましん」は精神状態を反映しやすく、脳の状態を目に見える形で表しているバロメーターとして重視しましょう!

 

 抗ヒスタミン薬は「じんましん」のかゆみを抑えてくれますが、脳機能を低下させる副作用を持っているため、受験生は注意が必要です!

 

 皮膚科だけに任せず、脳機能医学も取り入れることで、合格を勝ち取ることができます!

 

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック



受験が大詰めを迎える冬は、「じんましん」が増える季節です。

 

かゆいくらい、どうってことない・・・。

 

そう考えて、放置する受験生が多いようです。

 

 

でも、これは、とっても危険です!

 

「じんましん」が深刻な病気につながるという意味ではありません。

 

入試に落ちてしまう危険があるのです。

 

なぜなら、「じんましん」は、脳の状態を表すバロメーターだからです。

 

 

さらに、一般的な「じんましん」の治療薬は、脳機能に抑制をかけてしまうという副作用を持っています。

 

だから、放置しておいて、かゆみが我慢できなくなったら、薬でなんとかすればいい・・・という考え方をしていると、入試の本番で、とんでもないことになってしまうわけです。

 

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック



一般的な「じんましん」は、アレルギー反応によって起こります。

 

皮膚にある肥満細胞からヒスタミンという成分が出てきて、それで、かゆくなってしまうんですね。

 

 

ヒスタミンは、花粉症の原因になる物質です。

 

花粉症の薬のCMで、よく「ヒスタミンをブロック」というキャッチフレーズが出てくるので、ご存知の方が多いと思います。

 

 

「じんましん」も、まったく同じヒスタミンで、かゆくなるんですね。

 

 

ただし、花粉症と決定的に異なるのは、精神的なストレスの影響が、とても大きいという特徴があるということです。 

 

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面 本郷赤門前クリニック

 



 

受験勉強が順調に進んでいるときは、ちっとも、かゆくない・・・。

 

なのに、模擬テストで悪い点数をとったら、身体のあちこちで「じんましん」ができて、かゆくて仕方がない・・・。

 

そんな受験生が、すごく多いんです。

  

なぜなら、「じんましん」というのは、受験ストレスのSOSサインだからです。

 

 

「じんましん」を、単なる皮膚だけの現象だと思ってはいけません。

 

年齢的にも若い受験生に限れば、その背後に、メンタル面と脳機能が何らかの問題点を抱えている場合がとても多いのです。

 

人体が発しているSOSサインを見逃すことなく、メンタル面と脳機能が抱える問題点を解決してこそ、志望校の合格を勝ち取ることができるのです。

 

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 



もう一つ、「じんましん」を甘く見てはいけないのは、治療薬の脳への影響です。

続きを読む ⇒ (本郷赤門前クリニックのホームページ)

 

 
 
 
 

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