国語&英語、読解力低下は脳のワーキングメモリーの問題! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

国語&英語、読解力低下は脳のワーキングメモリーの問題!

https://www.akamon-clinic.com/読解力を低下させる受験うつ/

 

昨日、初診でご来院された東大志望の受験生の方は、英語の要約ができなくなってご来院されました。

 

東大の二次試験では、私が受験した37年前から今年に至るまで、必ず、英語の試験で要約させる問題が出題され続けています。

 

社会に出たら、会社員であろうが医者であろうが、正確に直訳する能力より、長い英文の意味を大雑把につかみ取ることのほうが、はるかに重要です。

 

この出題傾向は、素晴らしいと思いますね

 

 

昨日、いらした方は、これが急にできなくなったということ。

 

模擬テストの答案用紙を詳細にチェックさせていただいたら、純粋に要旨をつかんでいないと解けない問題は、やっぱり失点している。

 

でも、受験テクニックは抜群で、ごまかしごまかし、点数をとっているから、読解力が低下していることに、当の本人も気づけなかったわけです

 

 

そこで、脳機能の検査をすると、ワーキングメモリーの低下がデータとしてハッキリ現れました。

 

症状は重くはないですが、受験うつも現れていました。

 

読解力の低下は、受験うつに気づく上で、とっても重要なんです。

 

 

 

 

ということで、今日は、クリニックのホームページのうち、「読解力を低下させる受験うつ」のページの冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。

 

興味のある方は、ホームページを見てください!

https://www.akamon-clinic.com/読解力を低下させる受験うつ/

 

 



 

 

 このページの要点は? 

 英語や国語など、文章の読み取りが困難になった場合、「受験うつ」などの脳機能の低下が起きている危険があります。(Reading Comprehension Skills)

 

   脳科学で「心の黒板」と呼ばれているワーキングメモリー(Working memory)の機能が脳内で悪化すると、文章を読み取って理解する能力が低下します。

 

   うつ症状により、脳内の扁桃体(Amygdala)が過剰に刺激を受けると、その悪影響でワーキングメモリーの機能が低下します。

 

  チェックポイントは、「スラスラと読めない」、「同じ部分を何度も読み返す」、「読むスピードが低下する」、「読み終えても内容が頭に残っていない」という症状です。

 

   決して学力そのものが低下したわけではないので、ワーキングメモリーを回復させることで、再びスラスラと読み取れるようになります。

 

  

東京大学本郷キャンパス赤門正面 本郷赤門前クリニック

 
 
 

文章の読み取りが下手になる原因は受験うつ!

 


それまでスラスラ読めていた英語の文章が、急に読み取れなくなってしてしまう・・・。

 

もし、そんな症状が起きたら、受験うつを中心とした脳機能の障害が原因になっている可能性が高いので注意してください。

 

 

もちろん、英語だけでなく、現代文や古文漢文など、文章の読み取りが苦手になるというのは、国語で起こる場合もあります。

 

中には、問題文の文章量が多い化学や生物といった理系科目で生じることもあります。

 

 

私達は普段、意識することはありませんが、長い文章を読み取るとき、ワーキングメモリー(Working memory)など、脳の高度な機能を活用しています。

 

 

 

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

「読解力を低下させる受験うつ」