模擬テストが返却される今が危ない受験の燃え尽き症候群! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

模擬テストが返却される今が危ない受験の燃え尽き症候群!

⇒ 「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」はこちらから!

 

今の時期、受験生のもとには、受けた模擬テストの結果が、次々と返ってきています。

 

夏休みが終わると、各種、模擬テストが行われ、その結果が返ってくるのが、毎年、今くらいの時期になるんです。

 

これに伴って急増するのが、受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)です。

 

 

受験の燃え尽き症候群は、入試が終わった後になるものだと思い込んでいる方が多いようですが、

むしろ多いのは、これからの時期なんです。

 

しかも、入試が終わった後なら、それほど大きなダメージにはなりませんが、

今の時期に燃え尽き症候群になってしまったら、最悪、受験そのものができなくなってしまいます。

 

 

といっても、受験生本人が自分で気をつけるってことは、簡単じゃありません。

 

だって、自己コントロールがしっかりできるようなら、その人は、燃え尽き症候群ではないでしょう。

 

そこで、この時期には、ご家族に、お子さんに異変がないか、チェックしていただくように呼びかけているんです。

 

 

ということで、今日は、私のクリニックのホームページのうち、「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」のページリニューアルしてもらいました。

 

例のごとく、アップしたページの冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。

 

興味のある方は、ホームページを見てください!

https://www.akamon-clinic.com/受験の燃え尽き症候群/

 

 



 

 このページの要点は? 

 

 ✓  燃え尽き症候群とは、アメリカの精神科医、ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)が提唱したもので、一種の心因性うつ病とも捉えられえています!

 

 ✓  頑張って受けた模擬テストの後に、勉強へのヤル気が急にわかなくなってしまった場合、「受験燃え尽き症候群」の危険性があります!

 

 ✓  脳内で、合格したいという意欲の枯渇や消耗(Emotional Exhaustion)が起きるのが特徴です!

 

 ✓  受験生が親へ暴言を吐くようになったら、これはメンタル医学で「冷淡な態度(Depersonalization)」と呼ばれる重要な兆候で、「受験燃え尽き症候群」のSOSサインかもしれません。

 

 ✓  受験に特化した光トポグラフィー検査などによって脳機能の状態を詳しく調べることで、早期の回復と志望校への合格が可能になります!

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 

 ポイント! 


それまで、真面目にコツコツと勉強してきたのに、ある日を境に、急にヤル気がわかなくなってしまう・・・。

気がついたら、受験勉強は進んでいらず、一日じゅう、スマホばかり見ていた・・・。

 

そんな異変が起きたら、受験ストレスによる燃え尽き症候群(Exam burn-out syndrome)の可能性があります!

 

早期に脳機能に何が起こっているのか正しく理解し、適切な対処を施すことが必要です。

これを怠ると、合格を勝ち取れないだけでなく、本格的な「受験うつ」に移行し、志望校への合格は絶望的になってしまいます。

さらに、意欲はいつまでたっても回復せず、成人後も仕事につかずに引きこもりになるなど、将来に禍根を残すことにもなってしまうのです。

 

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

 

「受験の燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」