「コロナうつ」対策は、計算ドリルで! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

「コロナうつ」対策は、計算ドリルで!

 

私のクリニックは受験生を志望校に合格させることを目的とした心療内科クリニックですが、

やっぱり、今は、「コロナうつ」が中心です。

 

受験生の心のダメージも、感染の拡大は、くらい影を落としています。

 

 

当初は、私自身も戸惑いながら診療に当たっていましたが、

今では、受験生の「コロナうつ」に対しても、経験知が蓄積してきました。

 

また、メンタル医学や脳科学の成果の中で、「コロナうつ」に役立つ論文も、かなり収集できました。

 

 

その中には、各ご家庭で、お一人で、簡単に実践できる方法も、あります。

それを、クリニックのホームページで、順次、公開していくことにしました。

 

ということで、今日は、その第一弾、

「コロナうつ」対策は、計算ドリルで!

 

その冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。

興味のある方は、ホームページを見てください!

https://www.akamon-clinic.com/coronautsu1/

 

 


 

 このページの要点は? 

 
 

 ✓  イライラが止まらないのは、脳内で神経のネットワークを電気的な刺激が、いつまでも回り続けるためだ!

 

 ✓  ドリルのような少し難易度を落とした計算問題を、速く正確に解く勉強を行うと、脳のワーキングメモリーが占有され、イライラのネットワークを遮断できる!

 

 ✓  計算ドリルを行うのは、脳の集中力の性質から、5分から15分が理想で、長い時間、行うと逆効果になる!

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面 本郷赤門前クリニック


新型コロナが蔓延し、誰もが、先行きに対して何らかの不安を抱えているはずです。

もちろん、意識はしていないという人もいるでしょうが、それでも、心の奥底にある深層心理では、不安がうごめいているはずです。

それが、イライラという形で、表面に吹き出してくるのです。

 

そのようなとき、脳をリセットするのに、大きな力を発揮してくれるのが、計算ドリルを解くということです。

 

といっても、一桁の足し算をすればいいということではありません。

現在の学力で、ほぼほぼ解けるくらいの、少し簡単かなというレベルの計算問題を解くのがベストなのです。

受験生は、お年寄りの脳トレをやっても意味はないので、誤解しないでください。

 

イライラしたとき、実は、脳の中では、同じ神経細胞のネットワークの中で、インパルスと呼ばれる電気的な刺激が、グルグル回っていることがわかっています。

これが、計算ドリルを解くことで、断ち切ることができるのです。

 

なぜ、そのような現象が起きるのか、具体的には、どのような解き方をしたら、より効果的にイライラを解消できるのか、ご紹介しましょう。

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面 本郷赤門前クリニック



コロナうつによるイライラが止まらない場合、脳の中では、同じ神経細胞のネットワークを、インパルスがいつまでもグルグルと回り続けています。・・・

 

 

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