入試の終了後の「受験燃え尽き症候群」が激増中! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

入試の終了後の「受験燃え尽き症候群」が激増中!

今年の入試も、かなりが終了しましたが、

 

私のクリニックで、今、激増しているのが、「受験燃え尽き症候群」です。

 

 

受験に失敗すると、悲しい気持ちになるのは当然のことです。

 

いったんは、思いっきり泣いて、それで次第に立ち直り、次の目標に向けて意欲を取り戻すというのが理想的です。

 

 

でも、そういう心の回復、正確に言うと脳機能の回復を阻んでいる要因があります。

 

それが、ゲームやスマホです。

 

 

実は受験にかぎらず、「燃え尽き症候群」になると、脳の依存体質が深まることがわかっています。

 

大人だと、ギャンブル依存症やアルコール依存症になることが多いのですが、受験生の場合は、ゲーム依存・スマホ依存になってしまうわけです。

 

 

また、親に暴言を吐くようになるのも、「受験燃え尽き症候群」の特徴です。

 

魂が抜けたようになるものだけが「燃え尽き症候群」だと誤解している方が多いようですが、そんなことはありません。

 

 

ということで、今日、ホームページ(受験ストレスによる「燃え尽き症候群」/)を少し更新しました。

 

その冒頭だけ、少しご紹介します!!

よかったら、ホームページ(受験ストレスによる「燃え尽き症候群」/)も御覧ください!

 

 

 



 このページの要点は? 

 

 ✓  燃え尽き症候群とは、アメリカの精神科医、ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)が提唱したもので、一種の心因性うつ病とも捉えられえています!

 

 ✓  頑張って受けた模擬テストの後に、勉強へのヤル気が急にわかなくなってしまった場合、「受験燃え尽き症候群」の危険性があります!

 

 ✓  脳内で、合格したいという意欲の枯渇や消耗(Emotional Exhaustion)が起きるのが特徴です!

 

 ✓  受験生が親へ暴言を吐くようになったら、これは「冷淡な態度(Depersonalization)」と呼ばれる重要な兆候で、「受験燃え尽き症候群」のSOSサインかもしれません。

 

 ✓  受験に特化した光トポグラフィー検査などによって脳機能の状態を詳しく調べることで、適切な治療が可能になります!

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面 本郷赤門前クリニック


 ポイント! 


それまで、真面目にコツコツと勉強してきたのに、ある日を境に、急にヤル気がわかなくなってしまう・・・。

気がついたら、受験勉強は進んでいらず、一日じゅう、スマホばかり見ていた・・・。

 

そんな異変が起きたら、「受験ストレスによる燃え尽き症候群(Exam burn-out syndrome)」の可能性があります!

 

 

 

続きを読む ⇒ (本郷赤門前クリニックのホームページ)