【実験】使い捨てマスクの再利用は可能? | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

【実験】使い捨てマスクの再利用は可能?

マスクが手に入らないというのは、受験生のご家庭では、切迫した問題です。

 

そこで、昨日の文化放送「SAKIDORIクリニック」と今朝のFM「ハッピーモーニング」で、マスクが手に入らない場合、使い捨てマスクを安全に再利用する方法について、解説しました。

 

「うがい」の落とし穴については、昨日のブログを見てくださいね!!

 

 

ということで、番組でお話したことを私のホームページで公開しました。

 

以下は、その抜粋です。

 

よかったら、「吉田たかよしのホームページ」を御覧ください。

 

受験勉強や受験うつについては、引き続き、本郷赤門前クリニックのホームページをよろしく!

⇒ https://www.akamon-clinic.com/

 

 



 一言でいうと… 

✔ 使い捨てのマスクを再利用することは、緊急避難的な処置としてなら、安全対策を施せば可能だ。

 

✔ 新型コロナウイルスもインフルエンザも、マスクを普通に洗濯しただけで感染力はなくなるが、ノロウイルスの感染力はなくならない。

 

塩素系の漂白剤を使えば感染力はなくなるが、漂白剤が残留すると顔がただれる。

 

✔ 使い捨てマスクの場合、沸騰したお湯に浸けて、5分間、煮沸消毒すれば、感染力は完全になくなる。

 

✔ 使い捨てマスクの不織布は、洗濯を煮沸消毒で繊維が劣化するが、5μmの飛沫がギリギリ通る程度で、一定の予防効果は期待できる。

 

 


 

毎週、水曜日の文化放送「SAKIDORI」と、木曜のFM「ハッピーモーニング」

2020年2月12日と13日にお話した内容から一部を抜粋して、ご紹介しています。

 


 

使い捨てのマスクは、不織布(ふしょくふ)というシートで出来たものが大半です。

 

感染症の診断で使う顕微鏡で観察してみたところ、洗濯して、さらに煮沸消毒したマスクは、繊維が少し壊れて毛羽立っていました。

 

空気の通り道の穴が、少し大きくなっている箇所が、ところどころにありましたね。

 

 

感染を起こす飛沫は、大きさが様々です。 

最も小さいもので5マイクロm、1ミリの200分の1なんですが、これならギリギリ通るかなという感じでした。 

すごく運が悪ければ、シャットアウトできないくらいです。
 

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