受験生の脳と心をむしばむ「認知のゆがみ」 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

受験生の脳と心をむしばむ「認知のゆがみ」

受験ストレスが高まると、程度の差はありますが、ほぼすべての受験生に生じるのが、「認知のゆがみ」と呼ばれる現象です。

 

 

別に1問くらい出来なくても、じゅうぶん合格できるのに、気になって先に進めない・・・。

 

絶対に不合格になると決めつけてしまう・・・。

 

問題集を3回繰り返して解かないとダメだと、決めつけてしまう・・・。

 

これは、すべて「認知のゆがみ」がもたらすものです。

 

放置すると、メンタル面が悪化し、さらに記憶力や思考力も低下することがわかってきました。

 

 

そこで、受験生が陥りやすい6種類の認知のゆがみが、たった3分間で自己チェックできるシートを、ホームページで公開しています。

 

今日、リニューアルしましたので、その冒頭だけ、少しご紹介します!!

よかったら、ホームページ(認知のゆがみ)も御覧ください!

 

 

 


Cognitive distortion


 このページの要点は? 

 ✓  受験ストレスによって、心がゆがんだような状態「認知のゆがみ(Cognitive distortion)」が生じます

 

 ✓  「認知のゆがみ」によって記憶力や思考力も低下するため、放置すると合格は勝ち取れません!

 

 ✓  認知のゆがみ」を自己診断できるセルフチェックシートを掲載しています!

 

 ✓  チェックシートの18の項目を使って3分で自己診断ができます!

 

 ✓  受験生が陥りやすい「認知のゆがみ」は6つのタイプ(Cognitive distortion type)があり、セルフチェックでどのタイプなのかが分かります!

 

 ✓  認知のゆがみの最新治療と、克服して合格を勝ち取る方法を解説します!

 


 ポイント! 


 

 受験ストレスが増すと、心がゆがんだような状態、医学的には「認知のゆがみ(Cognitive distortion)」と呼ばれる現象をもたらします。

これが、認知機能をさらに低下させることで、記憶できなくなったり、深く思考するのが困難になったりします。

実は、こうした現象が、受験で失敗してしまう大きな要因になっていることが、明らかになってきました。

 

「認知のゆがみ」から脱するには、まず、受験生がどのタイプのゆがみに陥っているのか、自分で知ることが必要です。

そのために開発されたのが、以下の「認知の歪みを見抜く受験生セルフチェックシート(Cognitive distortion questionnaires )」 です。

 

 



18のチェック項目にそってセルフチェックをするだけで、以下の6種類の認知のゆがみが、それぞれどの程度なのか、スコアがわかるようになっています。

 

①全か無か思考! (all-or-nothing thinking)

 

 

②感情的決めつけ思考! (emotional reasoning)

 

 

③先読みの誤り思考! (the fortune teller error)

 

④すべき思考! (should thinking)

 

⑤マイナス化思考! (disqualifying the positive)

 

 

⑥誤った自己責任化思考! (personalization)

 

以上の6つは、うつ症状などで見られる認知のゆがみの中でも、特に受験生の多く現れるものです。

 

続きを読む ⇒ (本郷赤門前クリニックのホームページ)