高2・中2・小5は入試会場を見て決意を固めよう!
入試の真っ最中ですが、高2・中2・小5のご家庭は、「まだ、関係ないよ」なんて、思わないでください。
クリニックにいらっしゃるご家庭には、5年ほど前から、必ず一度は、本番の入試会場を見ておくようにご指導しています。
これが、効果がすごくあるんです。
学校があるから行けないと思われるかもしれませんが、土日だって、どこかで必ず入試は行われています。
たとえ志望校とは違っても、本番の入試会場が抱える緊張感は、すごいパワーを持っています。
それで、目の色を変えて受験勉強に取り掛かる子どもが、少なくとも私のクリニックは、すごく多いんです。
もう一つ、メリットは、一年前に本番の入試会場を見ておくと、それで脳が慣れることです。
脳科学的に正確に言うと、脳の中にある扁桃体が慣らされるんです。
そのため、一年後に自分が初めて入試会場に行くときに、焦ったり、ソワソワしたりしなくなることです。
もちろん、試験の前日に下見に行く必要はありますが、それでも、前日はただの建物です。
入試本番の緊張感は味わえません。
もちろん、入試会場を見に行くというのは、小4だって高1だって、やったほうがいいと思います。
ちなみに私は、灘高校の当時の校長先生のすすめで、中2か中3のときに、新幹線に乗って東大の入試を見に行ったことがあります。
あなたのご家庭でも、入試会場を見て決意を固めてみませんか?