ケアレスミスが2秒でなくなる脳科学の裏技!【受験の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

ケアレスミスが2秒でなくなる脳科学の裏技!【受験の心療内科】

 

今日は、誰でも、自分ひとりでできる、ケアレスミスを激減させる脳科学の方法をご紹介しましょう。

 

時間だって、かかりません。

 

所要時間は、2秒間です。

 

しかも、入試の会場で、どなたでも簡単に実践できるので、合格を勝ち取るのに直結します。

 

 

私のクリニックでは、最先端の脳医学を活用し、集中力や思考力をアップさせて現在の成績より1段階から2段階、偏差値が高い大学へ合格してもらう「早期合格コース特別診療」も行っています。

 

脳への磁気パルスの刺激などで、勉強中はもちろん、試験を受けている最中に集中力が上がるので、入試では圧倒的に有利になるわけです。

 

実際、難問が解けるようになるほか、ケアレスミスは激減します。

 

 

ただし、私のような専門の医者の手を借りなくても、ケアレスミスは、最大で7割程度は、ご自分で簡単に減らせます。

 

それが、今日ご紹介する「2秒カウント法」です。

 

 

以下、以前の記事を加筆しました。

 

ぜひ、読んでください。

 

 

 

今朝の「ハッピーモーニング」、昨日の「SAKIDORI!」、それから以前には「北野誠のズバリ!」と、3番組でご紹介させていただいたのですが、ケアレスミスを防ぐのにとても効果的だと大きな反響をいただた「2秒カウント法」をこちらのブログでもご紹介します。

 

ケアレスミスを防ぐ効果は大きく、実際に交通事故の予防にも、成果を上げているんです。

 

 

番組でお話した内容を抜粋すると・・・

 

今、不思議な交通事故が増えている・・・。

自動車が近づいているのに道路を渡ろうとして、実際、ひかれてしまう。

事故の後に、警察官が道路を渡った理由を聞くと、自動車が停まっているように見えたという。

 

実は、自動車が接近していても、老眼の人は止まっているように感じやすい。
これがどうして老眼と関係しているかと言うと、

左右の目が同じ程度に老眼が進行するということは少なく、
距離によって見やすい方の目だけで見る癖がついてしまう。


だから、両方の目で距離を認識する能力が低下してしまって、
近づいている自動車も止まっているように感じるわけだ。

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面 

本郷赤門前クリニック


でも、ちょっとした心がけで、こういう事故は100%なくせる。

それが、「2秒カウント法」
道路を渡る前に、自動車を見たら、「1!」「2!」と2つ数えるようにする。
そうすると、遠近感がつかみにくくなっていても、近づいてくる自動車だったら、2秒間で目に大きく映るようになるから止まっていないとわかる。


中高年になったら、瞬間で判断するという若い頃の習慣は捨てよう!

2秒間待つだけで、このタイプの交通事故は根絶できる。

といった内容でした。

番組は「老眼についての医学特集」だったので、こういう具体例を上げたのですが、

実は若い世代の受験生のケアレスミス対策にも、「2秒カウント法」は効果絶大なのです。

 

 

多くのケアレスミスが、目の網膜には写っていても、脳が認識していないことから生じます。

見ていても、観ていない」といった漢字を当てると、ピッタリのイメージになると思います。

 

実は、脳の前頭前野がしっかりと情報を認識するには、2秒かかる。のです

だから、1秒でもなく、3秒でもなく、「2秒カウント法」なんです。

 

しかも、所要時間が1回にたった2秒だというのは、受験生にとって嬉しくないですか?

 

10ヶ所、「2秒カウント法」で再確認しても、必要な時間は20秒で済むわけです。

20秒で解ける問題は少ないので、稼ぎ出せる得点の時間パフォーマンスは、すごく高水準ですね。

 

試験中に、何か変だな・・・、なにか怪しいぞ・・・と思ったら、「2秒カウント法」を即実行してください。

合否のボーダーラインの受験生は、これで、不合格から合格へ、ひっくり返せるかもしれませんよ。

 

 

ただし、「2秒カウント法」を実践したのにもかかわらず、ケアレスミスをしてしまった場合、単なるウッカリではなく、「受験うつ」の可能性があります。

 

この場合、志望校への合格をつかみ取るには、1月15日・16日の共通テストに向けて、急いで専門の治療が必要です。

 

ぜひ、以下の解説記事も読んでください。

 

「受験うつ(Exam Depressive Disorder)」⇒クリック!

 



 
 

  「受験うつ」とは、受験生が勉強のストレスなどで生じるうつ症状の総称です。2005年に当院院長の吉田たかよし医師が日本で初めて提唱し、「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」(光文社新書)がベストセラーになったことなどで広く社会に浸透しました。

 

 受験生の自覚症状として最も多いのは、集中力の低下です。勉強のストレスや不合格になるのではないかという不安によって、脳内で集中力を生み出す中枢が機能低下を起こすために生じます。

 

 英語や国語の課題文が読み取れなくなるということも、「受験うつ」で頻発している症状です。脳内の扁桃体(Amygdala)が暴走すると、ワーキングメモリー(Working memory)の機能が悪化するため起こります。

 

 「受験無気力症候群(Exam Apathy Syndrome)」を併発する方も多く、受験勉強を持続する能力が低下し、志望校への合格を阻む重大な原因になっています。

 

 最新の脳科学とメンタル医学を総動員し、受験生のお一人お一人の脳の状態に最適な治療を行うことで、「受験うつ」が早期に軽快するだけでなく、脳機能がパワーアップするため、発病前より2ランク高い志望校に合格されるケースも少なくありません。

  

 

 


「受験うつ」とは、受験生が、勉強のストレスや入試に落ちるのではないかという不安などにより生じる、うつ症状の総称です。

 

2005年に当院院長の吉田たかよし医師が、受験期にうつ症状が急増することを指摘し、日本で初めて「受験うつ」として警鐘を鳴らすべきだと、所属学会をはじめ、テレビ・ラジオ・雑誌等で広く提唱しました。

 

当初は、「受験うつ」と呼ぶことに対しご批判をいただくことも多く、長く論争が続きましたが、そんな中、光文社新書より「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」という書籍を刊行させていただきました。

 

これが、紀伊国屋本店で販売ランキングのトップになるなどベストセラーとなり、一気に社会的な認知が広がり、今ではかなり一般的に使われる用語となっています。

 



 

上記の受験うつの様々な症状の中で、受験生ご本人が感じるのが最も多いのは、集中力の低下です。

 

うつ病になると、記憶力や思考力など、脳内の様々な認知機能が低下しますが、集中力の低下も、かなりの高い割合で生じます。

 

さらに、受験勉強が高度な集中力を要求するため、脳内で集中力を生み出す中枢が、とりわけダメージを受けやすいのです。

 

 

また、受験勉強や模擬テストで集中力を問われるため、受験生は、いわば集中力の検査を日々行っているようなものなので、異変に気づきやすいという側面もあります。

 

集中力の低下が、受験うつを教えてくれる大事なSOSサインであるということを、ぜひ、肝に銘じてください!

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ「受験うつ(Exam Depressive Disorder)」

 

受験うつ 本郷赤門前クリニック