福田峰之副大臣の自民離党・小池新党参加に関し前任者として一言!
大きく報道されているように、本日、福田峰之内閣府副大臣が、小池新党に参加するため、自民党に離党届を提出しました。
これに関し、私のクリニックにお問い合わせや激励のメッセージを多数いただきました。
この場でお答えしたいと思います。
その前に、たぶん私のクリニックの患者さんなど、ほとんどの方は、福田議員の離党と私が何の関係があるのかわからないと思うので、簡単に説明しておきます。
福田議員は本日まで、自民党の衆議院神奈川第8選挙区支部長を務め、ここから立候補されていました。
その前任者が私で、2005年の4月に福田さんにバトンタッチしたという間柄です。
私が支部長だった時期、福田さんは自民党所属の横浜市議会議員で、選挙区内での政治活動は、二人三脚で行っていました。
特に思い出に残っているのは、選挙区内の自民党支持者を訪問する「地回り」。
経験のない私に、福田議員は、お一人お一人、声のかけ方や話題の選び方、不在の場合に名刺をどこに置いておけば良いのかまで、事細かに教えてくれました。
その様子を通し、「有権者としっかり向き合っている政治家」だということが私なりに見て取れました。
ただ、同時に、「反自民」の選挙区のため、当選することの難しさや将来への不安なども、当時から口にされていました。
今回の自民党離党、小池新党への参加も、こうした選挙区事情が最大の動機だったのではないかと拝察いたしております 。
私自身は、政治家としての能力がまったくなかったため、早々に医者に戻りました。
でも、見切りをつけた理由に選挙区事情もあったのは、否定できない事実です。
自民党神奈川8区支部長の先輩、江田憲司さんも、自民党公認で落選⇒無所属⇒みんなの党⇒結いの党⇒現在は民進党代表代行です。
日本の政治の行く末を見極めるためにも、注目すべき選挙区だと思います。
今回、福田議員が離党したことで、複数の有権者の方から私に、「再び出馬して福田さんへの刺客になってほしい」といったメッセージをいただきました。
私が出馬したのは14年前のことで、まだ名前を覚えていてくださっているのは、とても嬉しいことで、感謝しています。
ただし、再度、立候補する気持ちはまったくありません。
私が日本に貢献できる道は、まったく素養がない政治家ではなく、医者として「受験うつ」の治療に取り組み、また、勉強法の脳科学の指導者だということが、今でははっきりと自覚できています。
選挙演説をしている時間があれば、お一人でも多くの受験生を診察し、一つでも多くの勉強法を開拓したいという気持ちです。
受験や勉強法に関心のある方は、ぜひ、こちらの本を読んで下さい。
政治家が選挙に臨むときに負けないくらい、真剣勝負で人生をかけて執筆しています。
私は今後も、この道で精進いたします。
ぜひ、見守ってください。