薬は本当に効いているのか?【受験うつ撃退!合格講座】光文社新書「受験うつ」より | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

薬は本当に効いているのか?【受験うつ撃退!合格講座】光文社新書「受験うつ」より

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「 薬は本当に効いているのか?」


・・・この章では、現在、受験うつに対して医療機関で一般的に行なわれている治療に関して問題点を指摘するとともに、

早期の回復と志望校への合格につながる新しい治療法についてご紹介します。

 

 

私は、受験うつに限らず、そもそも未成年の方のうつ病に対する現在の医療のあり方について大きな疑問を、日々感じています。

 

それは、私のクリニックで開設しているセカンドオピニオン外来でのことです。

 

 

セカンドオピニオンとは、主治医とは利害関係のない医師が第三者の立場で治療の是非に対してアドバイスするものです。

 

こうした活動の中で、未成年に対して抗うつ薬が安易に処方されており、

しかも効果が出ているか疑わしいにもかかわらず、長期に処方が続いている場合も少なくないという現状をまのあたりにしているのです。

私はその原因が以下にあると断言します。
 

 

原因その1「内因性うつ病と神経症性うつ病の違い」

 

かつては抗うつ薬を処方するにあたって、患者が「内因性のうつ病」なのか「神経症性のうつ病」なのかを見極めるのが、医師にとって非常に大事なことでした。《 続きを読む 》 ⇒ クリック!  

 

光文社新書「受験うつ」第4章より