灘高名物「机イス」は合格の最終兵器だった!増刷御礼!【試験に受かる「技術」(講談社現代新書)】
今日、以前に書いた以下の記事にアクセスが殺到!
きっと、どなたかインフルエンサー的な方が、話題にしてくださったと思います。
せっかくなので、今日、加筆し、リニューアルしました!!
こちらもご一読ください!⇒灘高の「机イス」で東大に合格できる秘密!机イスの写真も掲載
灘高名物「机イス」は合格の最終兵器だった!
増刷御礼!【試験に受かる「技術」(講談社現代新書)】
発売早々に増刷になり絶好調!
試験に受かる「技術」(講談社現代新書)』の中から、「灘高名物「机イス」は合格の最終兵器だった!」の部分を抜粋してご紹介。
あなたは灘高名物とされる「机イス」をご存知でしょうか。
私も含め、灘中学に入学した生徒が真っ先に驚かされるのは、教室にズラリと並んだ「机イス」の存在です。
木製の机とイスがつながって一体化しているので「机イス」というのですが、見た目は古めかしい上に何とも風変わりで、昔の歴史的遺産といった雰囲気を漂わせています。
こんなものに中高6年間、座り続けることになると思うと、ドキドキするようなウンザリするような不思議な気分になったことを今でも覚えています。
気になったのは、なぜ、机とイスが合体しているのかということで、新入生の話題は必然的にこのことに集中しました。
隣の席の生徒が「明治維新の際に西洋文明を知らない江戸の職人がこしらえたから、間違えて机とイスをくっつけちゃったんだ」と得意満面に解説。
私はしばらく真に受けていたのですが、すぐにこれは単なる冗談だとわかりました。
入学後、勝山校長の特別授業を受けたのですが、その中で「机イス」は、灘高の教育理念が凝縮しているということを教わりました。
実は、東大に合格する上で最終兵器ともいえる武器になっていたのが、灘高名物の机イスだったのです。
机とイスが一体化していれば、どうして受験に役立つのか、わかりやすく解説しましょう。・・・(後略)
(続きは『試験に受かる「技術」(講談社現代新書)』の18ページ以降をお読みください)
ということを以前、ブログに書きました。
私が尊敬してやまない勝山先生(故人)の教えについて詳しくは、以下の本を読んでいただきたいのですが、椅子は座り心地が悪いほうが受験の結果は良くなるというのは、脳医学的にも正しいことです。
長時間、椅子に座り込むようでは、脳幹網様体が刺激を受けず、やがて、思考力は低下します。
また、前頭前野の機能が制限されてしまうので、自分の慾望を制御する能力も低下し、受験生活の最終盤で、やがてイライラを抑えられなくなります。
だから、灘高の名物の机イスのように、イスは座り心地を悪くしておいて、座り込む生活をしないようにしておくのがいいということです!!
このブロブの以下の記事でも、「机イス」の解説をしています!!
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