灘高式の勉強法で成功した私の人生!【試験に受かる「技術」】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

灘高式の勉強法で成功した私の人生!【試験に受かる「技術」】

 

 

私の心療内科クリニックでは、メンタル面や脳機能の治療だけでなく、勉強法についても指導しています。

 

 

 

その中で特に大事にしているのが、自分自身が経験した受験勉強の実体験です。

 

今朝も、心身ともに健康で、純粋に勉強法の指導をしてほしいと、中学受験の方がご来院してくれましたが、最も心に届いた感じがしたのが、私が実践した「灘高式勉強法」でした。

 

灘中をはじめ、有名中学に入るためには、その学校で推奨している勉強法を、小学生のうちから先んじて実践するのが一番です。

 

灘中学に決定的に大勢の合格者を出している浜学園のプロデュースで無料のリモート講演会でも、「灘高式勉強法」の精神を踏襲したご指導させていただきましたが、ご好評をいただき、ありがとうございました。

 

ご参加くださった皆様には、感謝の気持ちをお伝えしたいです。

 

また、こちらの無料講演会も開きます。

この中で、灘中学の入試に出る立体図形の難問がスラスラ解けるようになる脳の育て方もお話します!

実は、在学中、どうしてあんな難問を出すのか出題者の数学の先生に聞いたことがあるんです。

なんとそのときに聞いた天才を育てる頭脳の法則が、最新の脳科学で実証されたんです。

夏休みでご家庭で実践できることなので、この話も詳しく解説します。

参加は無料ですが、先着順で事前のお申込が必要です。

 

 

ということで、今日は、以前、アップした「灘高式の勉強法で成功した私の人生!」という記事を、以下、少しバージョンアップしてお届けします。

 

興味をお持ちの方は、今週金曜日に開くリモート講演会(参加無料)も見ていただければ嬉しいです。

 

ちなみに、こちらの動画でご紹介させていただいている受験生にもアドバイスし、見事、東大に合格されました!

 

 

灘高式の勉強法で切り開いた私の人生!
【試験に受かる「技術」(講談社現代新書)】

今日は、発売になったばかりの『試験に受かる「技術」(講談社現代新書)』の中から、「はじめに」の部分を抜粋してご紹介。

困難を乗り越えたからこそ価値ある合格!


私はこれまで、さまざまな試験に合格し続けてきましたが、いずれも順風満帆の挑戦ではありませんでした。

次のように、それぞれ大きな困難を乗り越えて受かっただけに、とりわけ価値がある合格だったと自分では思っています。

1983年]
うつ症状や睡眠障害で引きこもりになり、一時、成績が学年でビリまで落ちるものの立ち直り、東京大学理科Ⅰ類に現役合格。(私大には併願せず、東大1校だけを受験)


1987年、88年]
東大大学院で生命工学の研究に携わりながら、その片手間に畑違いの経済学を一から独学で勉強し、キャリア官僚へのパスポートとして難関とされていた国家公務員(Ⅰ種)経済職試験に
2年連続で合格(経済企画庁・内定辞退)。

2001年]
国会議員政策秘書資格を取得したあと、政策を立案する仕事を掛け持ちしながら医学部に通学し、医師国家試験に合格(正解率92%を記録)。

 

 
このように合格を勝ち取ることができた理由は、母校の灘中学・灘高校で教えられた受験の技術を在学中も卒業後も実践し続けたことにあります。

勝山正躬校長(当時)は、灘高校を全国屈指の進学校に育て上げた功労者ですが、私は、うつ症状で不登校になったため、はからずしも直接、勉強法をご指導いただける幸運に恵まれました。

こうして授けていただいたメソッドを実践したら、次から次へと合格できるようになったわけです。

 

灘高式の勉強法で切り開いた私の人生!


灘高で学んだ合理的な勉強の技術は、人生を切り開く上でも大きな力を与えてくれました。

私は
NHKアナウンサー、加藤紘一元自民党幹事長の公設第一秘書、医師という異なる3つの仕事につくことができたのですが、これも灘高式勉強法のおかげだったのです。


NHKも、公務員試験の合格通知書を見せたら簡単に内定をいただけました。

当時、自民党の派閥の会長だった加藤紘一代議士は私設秘書など20人を超えるスタッフを抱えていましたが、政策に関する自民党の論文コンクールで優勝したら、ゴボウ抜きで第一秘書に抜擢してもらえました。

つまり、いずれも灘高で教わった勉強のメソッドを実践したから得られたものなのです。

芸は身を助けると言いますが、今の社会で本当に助けてくれるのは適切な勉強法だと痛感させられています。


本書は、こうした方法を多くの方に知っていただくために執筆したものです。

どのようしにして試験を突破してきたのか、私自身の体験談を交えながら受かるための技術をわかりやすく解説しています。

その特徴は、誰でも今すぐに実践できる実用的な方法にこだわっていることです。

また、大学受験だけでなく、中学受験から社会人の方が受験する資格試験や昇進試験まで、あらゆる試験に幅広く効果を発揮します。

 

 

うつ症状の「受験弱者」をも救う合理的勉強法!

私は現在、受験生専門の心療内科「本郷赤門前クリニック」の院長や磁気刺激治療という最新のうつ病治療を行う新宿メンタルクリニックの顧問(受験うつ)を務め、メンタル面の不調に苦しむ受験生を医療の面から支える仕事に携わっています。

もちろん、医者として心の病気を治すことが第一ですが、同時に私自身、うつ症状に苦しみながら勉強を続けた「受験弱者」の経験を活かし、具体的な勉強の方法も指導しています。

そんな中で、徹底した合理主義に基づく勉強法は、不安や焦燥感で勉強のヤル気がなくなった方、記憶力や思考力が低下して勉強が進まなくなった方にも、効果的であることを確認しています。

 

本書は、まず序章で、私の受験人生の基盤となった灘高式の勉強法がなぜ効果的なのか、その原理をじっくりと解説します。

その中で、うつ症状を乗り越えて東大に合格させてくださった灘高の勝山校長との秘話もご紹介しています。

続く第1章からは、いよいよ具体的な勉強の技術について取り上げていくのですが、
「過去問を徹底的に攻略する技術」、
「教科書を短時間にマスターする方法」、
「芋づる式に記憶を増やす暗記術」、
「試験中のケアレスミスを劇的に減らすテクニック」、
そして「答えがわからなくても正解できる裏ワザ」など、
いずれも灘高の合理主義が徹底的に追求された納得できる技術ばかりです。


また、手軽に実践できる勉強のテクニックについては、コラムの形式にして本書の随所に掲載しています。
「ベッドでごろ寝をしながら勉強すれば記憶が定着する」、
「メトロノームを使えば英単語が効率よく暗記できる」、
「ヒーヒーフーという安産のための呼吸が試験場でも有効」など医学や脳科学を応用した効率のよい勉強法、
あるいは「小論文は浪曲の型に当てはめれば合格点が取れる」、
「スーパーマンのポーズで暗唱を行えば勉強のヤル気が高まる」といったユニークな技術も数多くご紹介しています。



このように本書は、実用的な勉強の技術が盛りだくさんに紹介されています。
試験にチャレンジしようと考えている方には、ぜひ、最後までお読みください。
きっと勉強の効率が飛躍的にアップし、あなたの将来が劇的に変わるものと確信しています。

 


『試験に受かる「技術」(講談社現代新書)』の中から、「はじめに」の部分をご紹介。