学校の試験は「別室受験」にすると有利になる!【受験うつ、親のサポート講座】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

学校の試験は「別室受験」にすると有利になる!【受験うつ、親のサポート講座】

学校の試験は「別室受験」にすると有利になる!
【受験うつ、親のサポート講座】

今年の夏休みも、まもなく終了。

「サザエさん」のエンディング・テーマ曲をきいて、メランコリックになる気持ちを100倍にしたような心理状態の方も多いと思います。


受験生の抑うつ気分も、いよいよ高まってくる時期です。

そんな方を支えるご家族に、ぜひ、読んでいただきたいのが、
「受験うつ、親のサポート講座」のサイトです。

その中で、先日、アップされたパート3、学校との交渉編の中から、こちらのテーマをご紹介!


医者を味方につけて、上手に診断書を作成するなどすれば、ぶっちゃけ、出席日数については、かなり休んでしまっても、何とかなるケースがほとんどです。

しかし、これ以上に、大きな壁として立ちはだかるのが、試験の成績。


悪い点数は、やっぱり悪い点数。

数字として、記録が残ってしまいます。

これが、将来、足を引っ張らないとも限りません。


ぜひ、ご両親にやっていただきたいのは、学校と交渉して、別室受験にしてもらうことです。

これだけで、かなり、結果が変わってくる場合が少なくありません。



受験ストレスで、脳機能がガチガチになると、普通に登校して、普通に友だちに挨拶し、普通に試験をうけるということも、負担に感じてしまいます。

さらに、授業を欠席していると、余計に精神的にプレッシャーを感じてしまうものです。

そうすると、試験の問題が解けなくなってしまう。


こうした心の負担は、みんなと別の部屋で受験することで、ずいぶん、緩和されます。

開始時間も、少し、ずらしてもらって、登校途中にクラスメートと顔を合わさないようにすべきです。


親御様にお願いしたいのは、たとえ、本人が別室受験を希望しなくても、すすめてあげることです。

メランコリー親和型うつの場合は、本人が学校に悪いことをしていると感じて、遠慮してしまう場合が多いからです。

別室受験という決断を、本人に下駄を預けるのではなく、親が引き受けてあげることが必要です。

続きは、こちら! ⇒ 学校との交渉編


本郷赤門前クリニック