試験で不運が続いたら自己愛の暴走かも!【受験ストレス対策講座!】
試験で不運が続いたら自己愛の暴走かも!【受験ストレス対策講座!】
毎日、配信中の「受験ストレス対策ひと口メモ」から、今日は、こちらをプラスアルファ解説!
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【受験ストレス対策111】
苦手分野からの出題が多くて不運だったという想いで頭がいっぱいになったら、自己愛の暴走かもしれない!
自己愛性パーソナリティ障害の受験生が激増中!
【解説】
「苦手な問題ばかりが出題されて、自分は何とも不運だ・・・」
そう感じている受験生は多いはずです。
この時期、私のクリニックでも、カウンセリングをしていて、受験生からよく耳にします。
でも、注意していただきたいのは、背景に自己愛の暴走が隠れている場合も少なくないということです。
不運だということなら、仮に不合格になっても、自分のプライドは守れます。
脳は自分でも気づかぬうちに、自分で自分をダマして、不運なストーリーを仕立てあげるのです。
プライドを守ることは精神にとっても大切なことですが、不運だと思い込むと、イライラが爆発したり、モチベーションのコントロールができなくなります。
これにより、その次以降の試験で、本当に失敗してしまうことにつながる場合が多いのです。
また、こうした心理機構をベースにした自己愛性パーソナリティ障害という病気も、受験生の間で激増しています。
受験生もご両親も、まずは現実に気づくことが大切です。