判断力が低下したら親が志望校を決める!【受験ストレス対策講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

判断力が低下したら親が志望校を決める!【受験ストレス対策講座!】

判断力が低下したら親が志望校を決める!【受験ストレス対策講座!】

「受験ストレス対策ひと口メモ」を毎日、配信中!

今日は、こちらをプラスアルファ解説!


【受験ストレス対策86】
受験生が志望校を決めきれず迷っていたら、代わりに親が決めてあげよう!
受験のストレスで決断力が低下しているときは、親が肩代わりすべきだ!
ただし、この場合は、受験の全責任は親が背負ってあげるのが大前提!


解説

志望校を決めるのは受験生本人であるべきなのは当然のことです。

基本的には、親が押し付けることではありません。


ただし、受験の直前期に、本人が迷っている場合は例外です。

連日の猛勉強・・・。

不合格になる恐怖心・・・。

プレッシャーでストレスホルモンが急上昇し、判断能力が極端に低下している受験生は少なくありません。


そんな場合に、無理に本人が決断しようとすると、抑うつ気分が強くなり、場合によっては、うつを招きます。

また、本人にとっても正しい選択ができないものです。

合否が見えない恐怖心から逃れるため、わざと落ちることが確実な大学を受けようとする受験生は、かなり多くいます。

こうして、無意識のうちに、合格して当然の大学に不合格になるというプライドの喪失から、逃げるわけです。


このような場合は、第三者が志望校を決めてあげるべきです。

長期に受診してくださっている受験生は、私が代わりに志望校を決定して、おすすめするようにしていますが、親御さんに委ねるのも一つの方法です。

ただし、親のエゴを押し付けないように、注意してくださいね。

過敏になっている受験生には、すべてお見通しです!


その他、これまで配信したアドバイスはこちら!

 

【受験ストレス対策85】
試験の前夜、緊張で眠れなくなったら、今までの人生で最も楽しかった出来事を思い出し、脳内で再現させよう!
未来の緊張は、過去の楽しい思い出が防ぐ。



【受験ストレス対策87】
入試は、高い得点を取る勝負ではなく、合格最低点を確実に取る戦いだ!
だが、試験場ではストレスホルモンが脳に作用し、こうした判断ができなくなるので注意!