試験の前夜は3時間前入浴で熟眠!【受験ストレス対策講座!】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

試験の前夜は3時間前入浴で熟眠!【受験ストレス対策講座!】

試験の前夜は3時間前入浴で熟眠!【受験ストレス対策講座!】


「受験ストレス対策ひと口メモ」を毎日、配信中!

今日は、こちらの一口メモに関してプラスアルファ解説!

【受験ストレス対策73】
試験の前の日は、寝る3時間前にお風呂に入ろう!
深部体温がいったん上がり、良いタイミングで下がって、寝付きが良くなる。


解説

自分では気づいていない方が大半ですが、人間の脳は、寝る直前に、身体の奥の体温が低下します。

脳は、その体温の低下を感じ取って、入眠するのです。


逆に、体温の低下が起こらなければ、寝付けません。

実際、受験前夜に眠れない人は、身体の内部の温度は低下していない方が大半です。


これを防ぐ効果を持っているのが、お風呂です。

お風呂に入ると、強制的に、いったん体温が上がります。

その反動で低下するのを利用して、入眠できるというわけです。


ただし、そうなるためには時間が必要です。

寝る直前にお風呂に入れば、体温が高い状態が続き、眠気を遠ざけ、あるいは眠れても睡眠の質が悪くなります。


2時間前がよいというデータもありますが、試験の前日は緊張感が高まるので、3時間前が理想的です。

ゆっくり時間をかけて入浴し、お風呂からあがったら、室内はできるだけ暗くし、脳を入眠モードに切り替えるのがベストです。


その他、これまで配信したアドバイスはこちら!


【受験ストレス対策74】

入試の期間中にノロウイルスに感染したら致命的!
食べ物は徹底的に過熱する!
トイレのノブも素手では触るべからず!

【受験ストレス対策75】

ドキドキするのは、心拍数が上がって、脳に酸素とブドウ糖を大量に送るため!
これ自体は良いこと!
ネガティブな解釈が受験パニックをもたらす!