浅田真央、グランプリ・ファイナル金メダルを元素で分析! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

浅田真央、グランプリ・ファイナル金メダルを元素で分析!

浅田真央、グランプリ・ファイナル金メダルを元素で分析!

浅田真央さんが金メダル!

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いかに、みんなが真央さんの復活を待っていたのか、よく分かる。

私は、真央さんの復活を、元素で読み解きたい!


佐藤信夫コーチが、真央さんのスケーティング技術を、基礎から固め直したのが、復活に結びついたといわれている。

ただ前に滑るだけから始めたそうだ。


オリンピック選手のレベルで、そんなの、差が出るのか?

それは、元素の性質による。


そもそも、なぜ、氷の上は、滑るのか?

それは、体重をかけると、その部分だけ、氷が溶けて、水になるからだ。

だから、正確に言うと、真央さんは氷の上を滑っているのではなく、一瞬だけ溶けている水の上を滑っているわけだ。


普通の物質は、液体が凍ると、体積は減る。

ところが、水だけは、凍って氷になると、体積が増えるという珍しい性質を持つ。

だから、体重をかけて圧縮すると、そのときだけ、一瞬、逆に水に戻る。


氷は、酸素と水素という2つの元素が、水素結合という方式でくっつく。

このとき、隙間ができちゃうから、氷の方が体積が増えちゃうわけ。


真央さんがスケーティングを基礎から見直したのは、元素の立場から言い換えれば、スケート靴のブレードの下の水の作り方を適正な量にコントロールしたということ。

これが、ブレードの前半でやや多く、後半でやや少ないという、絶妙の塩梅になると、力を使わなくても、スイスイ進み、演技に勢いが出る。

元素を征した真央さんに、ソチオリンピックも征してもらいたいものだ!


元素の性質と人体との関係について、「元素周期表で世界はすべて読み解ける」(光文社新書)の第3章で詳しく解説しているので、こちらをご参照ください。

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