シンデレラのように、一足づつ履くと心に変化が現れた | 70代パーキンソン自宅介護 収納の工夫とストレスケアで豊かに!

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夫76歳パーキンソン病要介護2。今まで磨いた厳選力で、少ない家具モノで介護収納し
コーピングなどストレス緩和も取り入れながら豊かな暮らしを楽しんでいます。

たまには、シンデレラになってみる


新築マンションに引っ越して10年目。

捨てる捨てない区別がつかないまま、荷物が増える一方の私。

どうにもならなくなって、収納教室に通い始めた。

講師はキンスマ、笑っていいとも、はなまるマーケットやTV チャンピオンに出演し、チャンピオンズでは収納王に輝いた「片づけ観音」こと吉田トシコ先生。

収納も家事もお掃除も、目からウロコのことばかり。

いろんなことを教えていただいているんだけど、

今回は靴の話。

 
靴大好きな私は、下駄箱に入りきらないほどの靴がある。

OL時代にハマったミハマのパンプス、

海外旅行に行ったときに奮発して買ったブランド靴、

流行で衝動買いしたウェスタンブーツ。

今はあんまり履く機会がないけれど、

いつかまた履く機会があるかもしれないって思ってとってある。

だから、新しく買った靴が下駄箱に入らなくなっていた。

「下駄箱に靴が入らないんです。100均で買った収納グッズも買ってみたんですが、どうにも収まらないんです」

と吉田先生に相談した。


すると吉田先生曰く、

「前から持っている靴、最近履いてみたことある? 足の形ってね、年齢で変わってくるのよ。それから、今のファッション、それらの靴と合ってる? いつか履くかもしれないって思っても、合う服がなければ履けないでしょう」

なるほど。

今は会社勤めしてないし、日常ほとんどパンツだ。

スカート履いてた時とは全くスタイルが違う。

思い立って、下駄箱にある靴を全て出してみた。



そうだ、シンデレラみたいに一つ一つ、足を入れてみよう!


アレ? なんかゆるい。

足の裏がフィットしてない。

ヒールの高い靴も足首が嫌な感じがする。



結果、三分の一の靴を下駄箱から出ることになる。


新しく買った靴は、すっきりと下駄箱に収まった。


靴を履くって毎日のことなのに、意外に無頓着だったなぁって改めて思った。


処分することになった靴たちは、ありがとうの意味を込めてキレイに磨いてあげてからサヨナラした。


「今まで足を守ってくれて、オシャレに飾ってくれてありがとう」