いつも致知一日一言をお読みくださりありがとうございます。
◆幼い頃、交通事故で瀕死の重傷を負いながらも、シンクロナイズドスイミングで五輪に出る夢を抱き、2008年北京五輪で見事その夢を叶えた石黒由美子さん。
『致知』12月号では、その原動力となった「夢ノート」についてお話しいただいています。
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私は小さな頃から「夢ノート」というものを母の影響でつけていたんですが、そこにきょうクリアすべき課題を、かなり細かく書くようにしていました。
きょうこの部分のここを習得するとか、1週間後、こんな感じになっているようにするとか。
これは毎日、朝晩書くんですが、1日が終わると次の日の課題が見えてきますよね。でも寝るとたいがい忘れるので、朝、改めてきょう1日どう過ごすかを考え直して、毎日毎日勝負をかけていってました。
何となしに進むという日は、1日もなかったと思います。
日記と違うのは、きょうあったことを綴るのではなく、それを受けて自分はどうしたいのか、何をしなきゃいけないかを書いている点ですね。
「いまできていないこと」はいいんです。大事なのは「その後」のことなんですよ。
それから、夢が叶うと、叶った内容の上から赤ペンで線を引き、「ありがとうございました」と書き添えました。
感謝したところから次へのステップが始まる。
何事も当たり前のことじゃないんだよ、というのが母の教えでしたので。
人生というのは、自分で決めたとおりの道をいくんですよ。
これは脳科学の分野でも証明されています。
「自分はこうするんだ」という思いが潜在意識に植えつけられた瞬間に、脳はそのとおりに動いていくんです。
逆に「できない」と思い込ませてしまえば、絶対にできるわけがない。
だから脳にインプットをする瞬間に、発心、決心をして「私はこれをやる!」と思えば、その時点で、もう8割か9割は叶っているんです。
それが結果として現れるか否かは本当にあと一歩。その日がいつ来るかは分からない。でも必ず来ることが分かっていれば、何も怖くないんですよ。
……詳しくは『致知』12月号で。
http://www.chichi.co.jp/i/monthly2010/201012pick.html#pick7
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『致知』12月号では他にも、低迷するチームや選手を次々と甦らせてきた名監督・野村克也氏や、新連載「日本の政治はこれでいいのか」など、ますます内容充実。ぜひご一読を!
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