サイトフィッシングに思うこと | 仙台·閖上港フィッシングガイド船「ノーザンポセイドン」船長・吉田博史の、日々の奮闘記

仙台·閖上港フィッシングガイド船「ノーザンポセイドン」船長・吉田博史の、日々の奮闘記

仙台湾における、鯛ラバ、スロージギング、一つテンヤ、ロック&フラットフィッシュ、等々の釣りをガイドする、元バスプロ・吉田博史の釣行記を中心に、ガイドの釣果報告、日頃の出来事も随時配信していきます(^_-)-☆

 昨年、ルアーマガジンにも掲載されましたが、私は「オルソケラトロジー」という寝ている間にハードコンタクトをつけて視力を回復させるという治療を受けました。おかげでそれ以降は眼鏡が必要なくなり、先日免許の書換えでも眼鏡使用の条件が無くなりました。



 その上釣りの時には「眼鏡の平川」の偏光レンズを使わせて貰っているので、それ程目がいい訳ではありませんが、先日のようなサイト戦でも他のトーナメンターに劣ることなく、いいバスを持ち込むことができました。



 しかし以前、野尻湖で行われたワールド戦(ネスト戦)に参戦したときのこと、かなりショッキングな出来事がありました。試合中に庄司さんと会ったときのことですが、私が全く見えない水深にバスが見えるというのです。庄司さんは言ったとおりに3日間グッドサイズのバスを持ち込み、その試合で優勝しました。このとき、この見え方の違いは訓練だけではどうしようもないことを痛感しました。どんなに頑張っても、庄司さんや福島健、ノムシュンのように見えるようにはならない気がしました。生まれ持ったものなので仕方ないと思うしかありません。



 山形にもそれに近いくらい見える人が二人ほど思い浮かびます。1人はトーナメントを辞めてしまいました。もう1人にはこの間の試合でもやはり勝てませんでした。



 でも、目の悪い方ががっかりする必要はありません。その二人にはかなわないかも知れませんが、自分の目に合ったいい偏光レンズと練習で、自分くらいに釣れるようには必ずなれます。謙遜しているわけでなく、もともとはそのくらい私の目は悪いんです。



 私はこれまでいろんなレンズを使ってきました。もし偏光グラスで悩んでいる方がいたら気軽に聞いてください。天候によって色を変えたりすると見え方が全く変わったりするので、色選びはとても重要ですよ。