サフラン(crocus:番紅花)は高価な香辛料

サフラン(crocus:番紅花)は血を整えて気分を健やかにし、
うつ病や胸苦しさ、

高価な香辛料であるサフラン(番紅花:ばんこうか)は、漢方薬としても使われます。

サフラン(番紅花)が高価である理由は、1グラム採取するのに花が150本くらいは必要で、

収穫するのがとても大変だからです。

 

サフラン(番紅花) は雌しべを乾燥させたもの

サフラン(番紅花)の花の雌しべ(1つの花に3本:赤いところ)を乾燥させたものが使われます。

食品ではパエリアやサフランライスなどが有名です。

 

<サフランの効果>

①女性ホルモンを整える。

②体を温める→冷え性に良いです。

③精神を安定させる→眠前に内服すると、睡眠効果がでます(効果には個人差あり)。

 

<サフランの効果的な服用方法>

サフランを0.3g、お湯150ccを注ぎます。

お湯に黄色く色がつきます。

数分待って、そのまま服用してください。雌しべも一緒に食べていいです。

お湯に溶かして香りを楽しみながら少しずつ飲むと、

体を温める効果や精神安定効果が出やすくなります。

 

<サフランの禁忌>

サフランは、妊婦さんが内服すると早産のリスクが高まるため、避けた方がよいです。子宮収縮作用


冷え性で他の漢方薬を内服中の方は、サフランを併用することで冷え性の効果が増すこともあります。

欠点は、妊婦さんが内服できないのと、薬の値段が少し高めであることです。