「ゴースト血管」はさまざまな病気を引き起こす

 「ゴースト血管(Ghost vessels)」とは何だろう?

 動脈から静脈に移行する部位にある毛細血管の一部が消失(ゴースト)するために、血液が通わなくなり、血流機能が停止した状態の毛細血管、それが「ゴースト血管」だ。

 なぜ「ゴースト血管」が生じるのだろう?

 毛細血管は、加齢とともに減少するからだ。30代から少しずつ壊れ始め、40代半ばから活動しない血管量が急増する。

 さらに60~70代になると20代よりおよそ3~4割も減少するため、細胞が酸素不足や栄養素欠乏になり、毛細血管の機能低下や劣化によって、動脈硬化、肝臓病、認知症、骨粗しょう症などの重篤疾患の発症につながりやすい。

 しかも、年齢とともに増えるシミ、シワ、たるみ、くすみなどの肌トラブルや、冷え、むくみなどの女性特有の悩みの引き金にもなる。

 加齢に伴って、毛細血管の減少や機能低下が進むことから、「ゴースト血管」を「無機能血管」とも呼ぶ。

 老化や病気を防ぎ、アンチエイジングの切り札になるのが「毛細血管力」ということになる。

 それでは「毛細血管力」をアップするにはどうしたらいいのか?それは、副交感神経を優位に保ちつつ、毛細血管を開く時間を確保し、毛細血管に血流を促すことに尽きる。

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微小循環の血の巡りを取り戻す
体質・症状に合った漢方処方をお選びいたします。

 

 

 

 

☆吉田薬局でゴースト血管をチエック
吉田薬局の毛細血管スコープはNHKガッテンの
大阪大学医学系研究科共同研究に使用されているものです。

 

 

 

食物繊維と現代病の関係

食物繊維の摂取が、病気の発生と深い関係があることを示す有名な研究データが、1973年に、英国人医師バーキットによって発表されています。

それはアフリカ人とイギリス人の“便”を比較したものです。

その報告によれば、「アフリカ人」の1日の便の量は、

イギリス人の4倍にも達し、

太く軟らかく、ほとんど臭いがしません。

それに比べ「イギリス人」の便は、硬く圧縮されていて細く、

何よりもひどい悪臭がするのです。

研究によって、アフリカ人は食べた物をほぼ1日で排泄しているのに対し、イギリス人は平均3日もかかっていることが分かりました。

 

当時、アフリカの田舎に住んでいた人々の食事の特徴は「低脂肪・高食物繊維」で、食物繊維はイギリス人の3倍も摂っていました。

バーキットと彼の仲間の医師たちは、食物繊維の摂取と病気との関連を調べ続け、その結果をイギリスの医学雑誌に発表したのです。

彼らの論文は、欧米の医学界に大きな衝撃を与えることになりました。

その中でバーキットは、現代の欧米社会に多く見られる―心臓病・胆石・大腸ガン・虫垂炎・痔・肥満・糖尿病・静脈瘤などの病気は、「食物繊維」を大量に摂っているアフリカ人には、ほとんど発生していないことを明らかにしました。

(※ところが同じアフリカ人でも、都会に住み、欧米化した食事を摂っている人々の間には、欧米人なみに“現代病”が蔓延していました。)

そうした報告に触発された世界中の医師たちのその後の研究によって、バーキット博士の発表は裏付けられました。

大腸内での食物繊維の働きが明らかになり、その重要性が認識されるようになったのです。

 

 

サラシノール茶

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安心&健康ダイエット!! 

食事制限なし!!
食事の前に飲むだけダイエット!!


ダイエットのための無理な食事制限や運動は長続きしないばかりか、体にも大きな負担がかかりがちです。

また、苦労して痩せてもリバウンドが気になります。
サラシノール茶は、食事の20分~30分前に飲むだけで糖の吸収を抑えるので無理なくダイエットができます。


サラシノールの働き
平均的な日本人の食事の60%~70%が脂肪の素となる炭水化物(糖質)です。

毎食前20分~30分にサラシノール茶を飲むことで体内に入った糖の約30%を分解・吸収阻害します。

またサラシノール茶を飲むことでビフィズス菌が腸内に大量増殖し、その結果、体調が整い、驚くほど便の量が増えます。


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飲み方
1回分わずか23円!!
・ 1回150mlを毎食前と寝る前(又はおやつの前)の1日4回を目安にお飲みください
・ 1日わずか90円でダイエット。
・ 2~3ヶ月続けてください。

 特にスポーツをしている人は1ヶ月で効果が出ます。
・ ダイエット、便秘の方は1包1.8Lの水で煮出してください。
・ 中性脂肪、血糖、コレステロールの気になる方は0.5~1.0Lで煮     出してください。

サラシノール 成分発明の経緯
(発明者 山原篠二 博士)
サラシノールはインド古代医学の智恵と現代医学の成果が活かされた特許成分
■古代インドの医学・アーユルベーダでは、サラシア属の植物がリュウマチ、 喘息などさまざまな病気の効能のある薬として伝承されていました。 1994年にスリランカの資源調査をする機会があり、 ペラドリア植物園の園長スミッテラ・アラチッチ氏などの 協力でサラシア属の植物を日本へはじめて導入することが出来ました。
■サラシノールは、サラシア属の植物の成分分析の結果、 肥満に効果があることが発見されました。体脂肪やコレステロール、 肥満、それに関係ある生活習慣のみだれの解決、緩和に役立てれば幸いです。

<品目> <原 料>
サラシノール茶 サラシア属地下部100%
サラシノール顆粒 サラシア属地下部水性エキス末、デキストリン
サラシノール茶 ペットボトル サラシア根部100%

<発売元> (株)ジャパンヘルス

口は災いの元といいますが、これは心臓にとっても同様にいえることです。

歯周病や虫歯などで口腔内の状態がよくないと、心臓の病気が起こったり、悪化したりしやすいのです。
口の中と心臓にどんな関係が?と不思議に思われるかもしれませんが、

両者の関係は密接。とりわけ起こしやすいのが、

心臓の内側を覆う心内膜に細菌がくっついて感染を引き起こす「細菌性心内膜炎」です。

放置すると心不全や脳梗塞・脳出血にまで進みますから、手術が必要です。

この前手術した女性の患者さんは20代という若さでしたが、やはり口腔内の状態がよくありませんでした。
では、なぜ口の中の細菌が心臓に悪さをするのか。

口腔内にはたくさんの細菌が住みついており、その数は100億個ともいわれます。

きちんと歯を磨いていなかったり、歯周病だったりするとさらに増殖します。

それが歯茎などの隙間やちょっとした傷口から血液の中に入り、血流に乗って心臓まで運ばれるのです。
これはもともと心臓の弁に異常があったり、右心房と左心房を隔てる心房中隔という壁に小さな穴が開いていたりする人に起こりやすいのです。

細菌性心内膜炎を起こして初めて、

心臓にそういう異常があることがわかったという例も珍しくありません。
厄介なことに、口腔内の細菌は血液中に入り込みやすい傾向があるようです。

口は心臓よりも高い位置にありますから、重力の影響をもろに受ける下半身などに比べると、

出血しても止血しやすい。

むしろ陰圧ぎみというか、外にあるものをひゅっと吸い込んでしまうような性質があるのではないかと考えています。

だから、少し出血しただけでも細菌が血管内にどんどん入り込んでしまう。
実は、このようなことは医学の教科書には書かれていません。


細菌が血液中に入ると「菌血症」という状態になります。

ただ、抵抗力がしっかりしていれば、白血球が菌をやっつけてくれるので大事には至りません。

ところが、高齢者や持病などで抵抗力が落ちていると、「敗血症」になります。

文字通り、負けてしまって菌が血液中で繁殖するわけです。ここまでくるともう全身の病気。

命を失うこともあります。

また最近、注目されているのが「慢性炎症」です。

たとえば歯周病で、歯茎に炎症があると、その炎症を鎮めようと免疫が働きます。

すると、その免疫の連鎖反応が血管内にも飛び火します。

その結果、起こるのが動脈硬化の悪化。

プラークと呼ばれる血管内のグジュグジュした病変が破れたり、詰まったりして、心筋梗塞を起こすこともあるのです。

実際、歯周病の人は心筋梗塞になるリスクが高いという報告もあるほどです。

 

まさに口は病の元。下手をすると命取りになりますから、くれぐれもご用心を。

 

6月2日発売 週刊新潮 天野篤「口は災いの元」より

 

心筋シンチグラフィ

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心筋の働きをみる検査

 放射性同位元素標識薬剤(ラジオアイソトープ)を体内に注入し、心臓の変化を計測して診断する検査方法で、心臓核医学検査ともいわれています。

 心筋シンチグラフィには、心筋血流シンチグラフィ、心筋梗塞(こうそく)シンチグラフィなどがありますが、心筋血流シンチグラフィが急性心筋梗塞や狭心症のほか、心不全、心筋炎などを診断するために一般的に行われています。

 心筋血流シンチグラフィには、使用するアイソトープの違いと、解析する機械の違いで、PET(ポジトロン放出断層撮影法)とSPECT(単光子放出コンピュータ断層撮影法)がありますが、通常はSPECTが行われています。

 心筋血流シンチグラフィのひとつに、運動負荷(エルゴメーター法→)や薬物を負荷して行う負荷心筋血流シンチグラフィがあり、これは狭心症や心不全の診断に有用です。

急性心筋梗塞では欠損像を示す

 胸痛、動悸、呼吸が苦しいなどの症状で胸部単純X線撮影、心電図)、血液検査などが行われ、急性心筋梗塞や狭心症などの所見を認めたり疑われたら、心筋血流シンチグラフィによって、心筋の働きや血液の流れ、障害の部位や程度を調べます。

 心筋内に投与されたγ(ガンマ)線で標識されたアイソトープが心筋に集積すると、γ線を発します。これを特殊な検出器(シンチカメラ)で検出して(撮像という)、核医学情報処理装置で画像処理解析して判定します。

 急性心筋梗塞は、心筋の血流が途絶えて心筋が働かなくなった状態であり、心筋血流シンチグラフィでは欠損像として写ります。

検査中は動かないように

 検査は、シールドされた核医学検査室で行います。まず、アイソトープを静脈注射し、10分間静かに座っています。次に検査台にあお向けになり、3カ所に電極を置いた心電図モニターをつけます。検査中、両上肢は挙上させたままとし、なるべく体は動かさないようにします。体を動かすと画像が不鮮明となり、解析が困難になります。

 シンチカメラを胸1㎝くらいまで近づけて2~3分撮像し、さらにシンチカメラを回転させながら15分撮像し、終了です。

 

ペルサンチン(ジピリダモール)を服用中の方は当日のみ休薬する。

24時間前からはカフェインを含む飲食物をとらない。

コーヒー・紅茶・日本茶・コーラ・ドリンク剤など

2時間前から食事や喫煙は避ける。

乳酸球菌 EF-621K菌とは

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EF-621K菌とは

乳酸球菌(EF-621K)

 乳酸菌は人間の腸管内に1000種類以上100兆個も常在していると言われており、私達の健康増進に役立つことが知られております。

 私達は乳酸菌の中の腸球菌(エンテロコッカス・フェリカス)に着目し、研究を重ねた結果、ヒト由来の乳酸球菌(EF-621K)を開発し、病気や健康維持に役立てる事を見い出しました。

 その後も乳酸球菌の研究は多くの科学者によって追及され、乳酸球菌の有するBRM(生体応答調節物質)としての働きが注目されるようになりました。当社は、この効果に注目し、乳酸球菌(EF-621Kを食べるBRM(生体応答調節物質)として開発し、市場に提供しております。

 

乳酸球菌(EF-621K)について

TNF活性(図1)

乳酸球菌(EF-621K)菌は加熱処理をした施した死菌(殺菌)体乳酸菌です。しかし、死菌(殺菌)体乳酸菌にしたからといって有効な成分が無くなるわけではありません。その逆で、死菌(殺菌)体乳酸菌にする事によりメリットを発揮します。

乳酸球菌(EF-621K)菌は最高の培養技術により培養し、特殊な製造工程を経て製品化されます。

 また、乳酸球菌(EF-621K)の活性安定度を大切にするため、培養した菌をTNF活性試験にかけ臨床薬のOK-432を比較対象にして、当社独自の合格基準をクリアした菌だけを製品化しています。(図1参照)

 

TNFとは

TNF(Tumor Necrosis Factor)の略で日本名は腫瘍壊死因子と言います。その名の通り癌細胞を破壊するということから付けられた名前です。サイトカインと呼ばれており、白血球が作り出す生理活性物質です。白血球の働き(活性)を知りたい場合、このサイトカインの量を知れば、元の白血球の働きの強さが分かるわけです。

 当社の場合、TNF活性を基準にして合格した乳酸球菌(EF-621K)だけを製品化しております。

 また、TNFは癌細胞に対して研究されてきましたが、ここ近年はいろいろな正常細胞にも良い働きをする事が解明されております。(図2参照)

 

TNFの働き(図2)

 

乳酸球菌(EF-621K)の特徴

  1. TNF活性を調べ、合格した菌だけを製品化しているので製品の活性力が安定しています。
  1. 図1でも示す通りEF-621K菌は白血球を強く活性化しTNFを産生する誘導力が優れています。
  1. 図2でも示す通りTNFは免疫力を高めるだけでなく、身体中のいろいろな細胞に対して正常に働こうとするので、免疫全体のバランスが崩れているのが原因と言われているアレルギー疾患の治療にも期待されています。
  1. 生菌ではないので、菌数を多く摂取する事ができます (1千億個~5兆個/g)
  1. 既に死菌(殺菌)体乳酸菌ですので胃酸による影響がありません。
  1. 耐熱性に強いうえ、死菌(殺菌)体ですので特殊な保存が不要

ナッツ類のがん予防効果

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ナッツ類のがん予防効果

 ナッツ類には、がんの予防効果もあるという調査結果を、米国のメイヨークリニックとミネソタ大学の研究チームが発表した。

 研究チームは、食事とがんや生活習慣病の発症との関連を調べた36件の研究を調査し、3万708人の患者を対象に解析した。

 その結果、ナッツ類を摂取すると、直腸がん、子宮がん、すい臓がんのリスクが低下することが明らかになった。発症リスクは最大で、直腸がんで24%、子宮がんで42%、すい臓がんで32%低下した。

 「ナッツ類が心血管疾患のリスクを低下させることは多くの研究で確かめられていますが、今回の研究では、がんのリスクを低下させる効果があることが示されました。毎日の食事にナッツ類を加えることで効果を得られる可能性があります」と、メイヨークリニックのラング ウ―氏は述べている。

 

ナッツ類は間食にうってつけ

 ナッツ類には体に良い不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、オレイン酸を含むものも多い。オレイン酸には悪玉のLDLコレステロールを減らす作用がある。

 また、ナッツ類を食べると肥満のリスクが減るのは、食物繊維が含まれ、食べるときの咀嚼回数を増え、満腹感を得やすくなり、ナッツ類を食べた後で食事の量が減るからだと考えられている。

 

ただし、市販されているナッツ類は食塩を添加してあるものが多いので、高血圧予防の観点から食塩無添加のものをお勧めします。

玉屏風散 (ぎょくへいふうさん)

汗をよくかき、疲れやすくて、風邪をひきやすい方

この処方名のキーワードは、屏風(びょうぶ)という言葉である。屏風は壁のように完全にものを遮断してしまうのではなくて、必要なものを通過させ、入ってはならないものをくい止める働きがある。頭に玉(ぎょく:宝飾品などの意味)がついているのは、大変貴重なものという意味。屏風で(免疫力で)外からの邪を防ぎ、外的要因から身体をしっかり守る薬と考えられる。

玉屏風散適応症



◆皮膚の表面には衛気(えき:免疫力)という気(エネルギー)が流れ、体表をしっかりガードしていると考える。

 

◆玉屏風散はその衛気が不足した状態に適する処方。衛気が不足すると汗をかきやすくなるほか、 外邪に対する防衛力が落ちて、風邪をひきやすくなったり、なかなか治らずに長引いたりする。 温度変化にも順応しにくいため、少しの温度変化でクシャミ、鼻水などのアレルギー症状も現れてくる。

 

◆自汗があり悪風を感じ、風邪をひきやすく顔色が蒼白い。また、疲れやすい、むくみやすい、尿量が少ない、手足が冷えやすいなどの症状もみられる。 病気が進むにつれて、発熱、頭痛、浮腫、水様鼻汁、肌のカユミなどが現れることもある。

 

◆玉屏風散や桂枝湯は、体表のバリアが弱って、昼間でも汗をかく場合によい。陰虚(体に潤いがない)から生じたほてりが、 夜中に汗を押し出し、寝汗となる場合には六味丸を用いる。

 

◆かぜや気管支炎、慢性鼻炎、花粉症、慢性蕁麻疹、喘息の長期管理などに応用されている。

【処方構成】3味

2味の補気薬と1味の袪風薬(風邪を追い払う)で構成され、主薬の黄耆と白朮で、肺と脾の気を補い、増強する。とくに肺気が充実され、体表部を固摂する機能が回復すると、汗腺の開閉も正常になり、異常な汗は止まる。少量の防風を配合して、風邪の侵入を防ぎ、かぜなどの感染症を未然に防止する。 まさに漢方の治療原則の扶正袪邪(抵抗力を高めて、病原菌を寄せつけない)に基づいた配合である。

 

CT検査の前後はメトグルコは中止する。
 
ビグアナイド薬とヨード造影剤の併用について
 
従来から、ビグアナイド薬服薬中の患者にヨード造影剤を投与した場合に急性腎不全から
乳酸アシドーシスを起こす危険性があるため、ビグアナイド薬とヨード造影剤は併用注意と されてきましたが、2009年5月の薬物添付文書の改訂で、「ヨード造影剤を用いて検査を行う患者にはメトホルミンは投与禁忌」となり、「メトホルミンが投与されている患者には緊急の造影検査が行えなくなる可能性」などについて、医療現場で混乱が生じておりました。
今回、7 月 1 日より薬物添付文書が再改訂されて、「ヨード造影剤を用いて検査を行う患者においては、本剤の併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、
検査前は本剤の投与を一時的に中止すること(ただし、緊急に検査を行う必要がある場合を除く)。ヨード
造影剤投与後 48 時間は本剤の投与を再開しないこと。なお、投与再開時には、患者の状態
に注意すること。」となりました。緊急の造影検査などの対応につても明確化されており、
日常診療にも齟齬がない内容になっております。今後、本薬物添付文書に則った使用をお願 いいたします。
 
平成21年7月1日 (社)日本糖尿病学会理事会

 

腎臓が悪くなった時の症状

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夜間尿

一般に「腎臓が悪くなると尿が減る」「尿は透明がよい」と思いがちです。

腎臓は血中の物質を尿へ排泄し必要な水分を血中に戻しています(=尿濃縮能)。高齢の方では、腎機能の障害がなくても、尿の濃縮機能が低下することが良く見られます。

腎機能が低下すると、尿の濃縮能がまず障害されることが多く、尿量はむしろ増え、尿が透明となることもあります。

通常、夜間は尿を濃縮することにより、トイレに行く回数が減りますが、尿の濃縮機能が低下すると、夜間にトイレに行く回数が増えます。
身体のなかのナトリウム量を調節するのが腎臓の重要な任務です。

腎臓の機能が低下すると、摂取したナトリウムを日中に排泄しきれず、

体内にナトリウムが貯留するために夜間の血圧を高くして、夜間にナトリウムを排泄しようとします。

これも夜間多尿の原因となります。そのほか、膀胱容量減少・前立腺肥大・膀胱炎などの排尿障害、眠りが浅く日中同様に尿意を感じての排尿(睡眠障害)、抗利尿ホルモン(本来夜間尿量を減らす)の分泌不足も関与します。減塩をしたり、

利尿薬で日中に十分ナトリウムを排泄させたりすると夜間多尿が改善する方もおられます。

頻尿

尿の回数が増えることで、1日8〜10回以上、夜間2回以上トイレに起きる状態をいいます。

頻尿には、尿量の増加(1日2L以上)によるもの(多尿)と、尿量が増えずに、回数が増える(狭い意味での頻尿)があります。

両者は、1回の排尿の際の尿量で判断ができます。

多尿の原因には、糖尿病、尿崩症などがあります。

狭い意味での頻尿の原因として、もっとも多いのは、高齢男性に見られる前立腺肥大です。

他にも、膀胱炎などによる膀胱粘膜への刺激、過活動膀胱などもあります。治療は、

原因となる病気を診断し、その病気の治療をすることになります。

.だるさ

だるさは末期の腎不全でよく認められる症状の一つです。

腎不全により尿毒症物質が蓄積したことにより起こる尿毒症症状の一つとしてだるさが認められることがあります。

そのほか、腎不全による貧血が進行したとき、また体液が過剰になったことにより心不全が悪化したとき、

電解質異常など、さまざまな要因によりだるさが生じます。

腎機能が高度に低下し、だるさが出現する場合には、末期腎不全の症状である場合が多く、

透析などの腎代替療法を検討する時期であることが多いです。