こんばんは
以前に京都のアニメ制作会社で起きた未曾有の大事件。昨日、この事件の被告に対する裁判員裁判があり、(大方の予想通りで)極刑が言い渡されたそうでした。
(私個人的には)事件の甚大なる結果から、“当然の判決”だとは思いました。そして、この事件も、所謂“ナルシスト”が起こした犯行だったのだろうと考えました。
(この被告については)不運な生育環境が原因だったとか述べられていたみたいですが、当然ながら、その様な理由が許される筈も無く、(研究者におかれては)人間の生育環境というものが、「どの程度、その性格形成に影響を与えるのか?」と、いった因果関係についてを、是非とも究明して頂きたいものです。
それから、“此奴の人生は不運だったなぁ・・・”と思えたのが、これまでに、“心から尊敬(信頼)出来る人”と出会えなかった事でありましょうか。幸い?だったのは、懸命に治療や看護に当たられた、医師や看護師の献身的な姿勢に感銘を受けていたみたいですから、些か遅きに失した感はありましょうが、人生を終える前に“人としての大切な心根”といった、“人生における至宝”を得る事は出来たのかもしれません。
とは言え、こうした“自分大好きナルシスト人間”が、心から反省する事は無いのかもしれませんが、(未来永劫、日本国民からは“クソ野郎”と呼ばれ続けるのでしょうから、“こんな屈辱は甘受出来ない”)と、いった“己の矜持”があるのであれば、即刻上告を棄却して、真摯な態度で刑に服して頂きたいと願います。
これらと併せて悔やまれるのが、(詳細は存じませんが)現場のアニメ制作会社に消化設備が無った?為に、“消防署からの定期検査”を受けていなかったところでしょうか。消化設備を有する建物(主にビルディング)の場合は、定期的や抜き打ち的に消防署から検査をされて、避難経路の確認やら何やらでの厳しい指摘をされて、改善(結果報告)を求められます。
この建物の場合、もしも“消防検査”を受けていたのであれば、『避難経路に難があるので、至急改善が必要です』と、いった指導をされていたのではないのでしょうか。出来る事ならば、一定数以上の人が出入りする様な建物については、数年おきにでも消防署の“検査を義務付ける”のは如何なものでしょう。
現状、多数の人を出入りさせる建物のオーナー様におかれては、避難経路の確保をお願いしたいところです。
あと、SNS上においては、大火傷を負った被告を助けた医師団に対して、批判的な意見を目に致しましたが、職業倫理を遵守した素晴らしい行動であったのは間違いありませんでした。
ともかく、世間では“自暴自棄な輩”が増えているのは間違いありませんので、イザという時の心構えを構築しておき、『君子危うきに近寄らず』を実践致しましょう。そして、後進に好影響を与えられる存在になれるべく、日々精進致しましょう。
それでは