初夏の高尾山(2023/5/28) | yoshiの鳥見Diary

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野鳥との出会い・ドキドキを求め、都心中心・たまに遠出・・・観察記です。

シギチも北に旅立ってしまい、来週末は天気悪そうということで、

今日は早起きして高尾山に行ってきました。

 

昨年も5/28に現地訪問、ケーブルカー始発で乗っても山道はスゴイ人でしたので、

今回は7時には現地着、ケーブルカー始発前に1号路から鳥を求めて登っていきます。(しんどい・・・)

 

7時でも沢山の登山者、後からゆっくり登ります。すぐに、ヤマガラ、メジロ、

イカル、ヤブサメ、キビタキ、ウグイス、ホトトギスの声があちこちから

降ってきます。でもとにかく・・・薄曇りの天気に加え、高尾の森は深くて暗く、

姿はまったく見えず・・・

 

 

ヤブサメ、キビタキはあちらこちらから、そしてイカルも存在感あり。

オオルリは遥か遠く、針葉樹の高木のてっぺんで美声を響かせています。

 

4号路に入り、遠くの尾根筋からチョチョリ、チョチョリのさえずり・・・!

渡り途中のオオムシクイです。昨年もケーブルカー駅付近で声を確認。

まさか今年も声聞けるとは!嬉しいです。

 

さらに山頂付近⇒もみじ台で上から「オ~ア~オー」とアオバトの声。

 

もみじ台から一丁平に下る登山道手前で休んでいると、目の前を猛禽がスーッと

右から左へ。これはびっくり、サシバでした。昔はこの時期でも見られていた

らしいのですが・・・近くで繁殖しているのでしょうか?

 

もちろん写真は撮れず(苦笑)。でも富士山がキレイでした。

 

 

下山は3号路で、途中でかろうじて遠くの暗い~木の中にキビタキが目視できます。

トリミングしまくりです。それにしてもコレ・・・う~ん・・・苦笑

 

 

5時間半以上も山の中にいました。写真はもうてんで駄目でして・・・。

長玉持ったカメラマンさんや双眼鏡持ったバーダーも、あれだけ人がいても

1人もお会いせず。

 

でも、個人的には、夏鳥の美しいさえずりはもちろん、わずかな声を頼りに

識別したり、耳で楽しむbirdingも好きでして、人は多いけど鳥影も濃く、

種類もそれなりに出会える初夏の高尾山を満喫できました。

 

最後に、駅のホームで、可愛いハクセキレイ親子が見送ってくれました。

 

 

<確認した鳥(sは声のみ)>

トビ1、サシバ1、キジバト5+、アオバトs1、ホトトギスs5-、コゲラ10-、

アオゲラs2+、リュウキュウサンショウクイs5-、ヒガラs5+、ヤマガラ20+、

シジュウカラ5+、エナガ5+、メジロ20+、ツバメ2、イワツバメ30+、

ヒヨドリ20+、ガビチョウ15+、ウグイス15+、ヤブサメ10-、オオムシクイs1、

クロツグミs2、オオルリ1、キビタキ15+、キセキレイ2、ハクセキレイ5+、

イカル5+、カケスs1、ハシブトガラス5- 計28種