本日もご訪問をありがとうございます。
ずっと昔にうつ病になりました。
治るまで7年かかりました。
うつになると、出来ないことが増えて、
出来ないことだらけになります。
出来ないのか、やらないのか、
自分でもわからなくて、ただ怠けている感じで、
しょっちゅう自己嫌悪に陥っていた気がします。
普段、特に何も考えずに行っていたことを、
やろうと思えないことは
その時、出来ないことなんだと思います。
必要に迫られて無理して頑張って出来たことを、
「やった!出来た!」と喜んでも、
翌日は出来ませんでした。そんなことはザラです。
私の場合、経過はまさに一進一退でした。
本当に1歩進んで1歩下がります。
子どもと違って、
今日出来ても明日できないんです
回復の差は、下がる1歩の幅が、
大きいか小さいかの差だと思います。
本当に悪い時は、下がる歩幅の方が大きいので、
どんどん後退します。
歌詞でありますね。
1日1歩、3日で3歩、
3歩進んで2歩下がるって。
健康な人でも
5日で1歩しか進んでないってことですよね。
1年で365歩進む歌かと思ったら、73歩しか進んでない
そりゃ、うつ病ですもの、進まないですよ。
後退もしますよ。
頑張りすぎて、脳が悲鳴を上げてるんですから。
心身ともに休ませるために動けなくなっている。
ずっと昔に、美輪明宏さんと、江原啓之さんが
仰っていました。
何をやってもうまくいかない時があります。
八方塞がりな時期です。
そう言う時期は、無理に動かないことです。
ただ黙って休む。そして、出来ることをやる。
読書でも、TVを見るでもいいです。
そうやって動ける時期を待っていると、
タイミングが来た時にちゃんと動けます。
活動するエネルギーを蓄えられていたり、
本やTVで得た知識を活かせたり。
動けない時に何をするかです。
こんな内容だったと思います。
うつも、こういう時期だと思うんです。
私はTVばかり見ていたので、
何の役にも立たないと思っていましたが、
家事・育児の他に、
仕事の役に立つことも多くありました。
眺めているのではなくて、ちゃんと見てれば、
TVだってネットだって役に立ちます。
イメージトレーニングにもなりますしね。
回復の時期に入ると、
1歩の歩幅が大きかったようです。
自分でも回復を実感できましたから。
焦らないでいてくださいね。
うつが回復した時期は、
未来に希望や願望を持っている時ではなくて、
未来を決めたタイミングだった気がします。
その話はまた今度。
今朝
数ヶ月経っても、全く変化がない時は、
薬が合っていないかもしれません。
薬の量も種類も変わらず病状も変わらない場合や、
薬がどんどん増えている場合や、
パキシルを処方されている場合は、
主治医に相談をお勧めします。
納得出来なければ
セカンドオピニオンをお勧めします。
お得意様として患者を手放さない医師も
いるそうなので…。
変化がなくても安定していれば
大丈夫だと思います。
昔の話です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。