8月の終演報告 | Tenore・新堂由暁のブログ

気が付けばもう9月も中ごろ、短く厳しかった夏の暑さも和らぎ、日に日に秋の気配が感じられるようになってまいりました。

 

 

 

 

とうとう、終演報告がここまでズレこみ、なおかつ一度にやってしまうという事態となってしまいました。。。

色々と細かく書こうとしては、途中でやめてしまい、書き直しては気に入らず消してしまい…埒があかないので、えいやっ!とご報告とさせていただきます!!!

 

 

 

 

 

 


 

 

8月10日は、神楽坂ルバイヤートさんでの、Midsummer Day Dream Concertでした。

(コンサート内容は、こちらの記事をご覧ください。)

 

夏真っ盛りの、本当に暑い日だったのですが、お店のキャパシティギリギリの超満員のお客さまにお運びいただき、大盛況の中歌わせていただきました。

 

 

 


 

 

近年機会を多くいただく、トークを交えながらのコンサートスタイルは、曲目の解説をする脳と、演奏家としての身体の使い分けに戸惑うことが多々あります。

まだまだ話も演奏も拙い部分も多くありますが、"曲の内容をイメージしながら聴くことができて、楽しめた"といったお声が聞こえてくると、苦労して臨んだ甲斐があるといったものです。

これからも、両面磨きをかけていきたいです。

 

 

 


写真左から

 

ピアノ:水野彰子

ソプラノ:田谷野望

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

8月27日は、東京文化会館でのアンサンブルの楽しみでした。(こちらも、演目詳細は7月の記事で!)

 

前半は、フランクのソナタを中心としたヴァイオリンデュオ、後半にオペラの名場面を集めた人気シリーズです。

 

相手役は、多方面で活躍中の辰巳真理恵さん。

私演ずる伯爵の"浮気相手"をコケティッシュに演じていただきました。笑

 

 

 

 


 

 

大学の同期も出演しており、舞台上での再会を喜びました!

写真中央から

ソプラノ:牧野元美(《魔弾の射手》エンヒェン役)

テノール:田中裕太(《ラ・ボエーム》ロドルフォ役)

 

 

 

 

 

 

今年の夏も、目いっぱい音楽と共に過ごしました。

 

楽しいことはさらに楽しく、厳しいことはさらに厳しく、人生における色合いは30代に入りどんどん濃くなっていき、ひとつひとつの出来事に心を揺り動かされます。

そのひとつひとつに、次はもうないかもしれない、という実感を伴うようになりました。

全てのことを"これが最後だったとしたら"と思えるほど、人間ができていないことが残念ではありますが笑 自分という器の持てる最大限で、全てに取り組んで参りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

それにしても今日は暑い…明日からは涼しくなるそうで、いよいよ秋本番!美味しいものが目白押し!!

 

由暁