千歳市への誘致が決まった次世代半導体メーカーのラピダス社。

今後5年間の投資額が5兆円にのぼり、そのうち少なくとも2兆円を政府が拠出します。通常3-4年要する工場建屋の建設を2年で、通常試作から量産まで5年かかる半導体開発製造を2年で実現させるという、規模もスピード感も「破格」なプロジェクト。

 

これまで二度に渡りラピダス社の小池社長と面談し、ビジョンも伺いました。

2027年に量産を開始する「2ナノメーター」の半導体は世界最先端。

その後、最先端の半導体を開発・製造し続けて世界の最先端を走り続ける。

安売り競争に巻き込まれる前に次世代半導体を開発して高い収益性を維持し続けることを目指しています。

 

工場や研究施設の建設には約3000人の建設人材が必要となります。

半導体の研究開発、生産、輸送、販売を行う為には、更に様々な人材が多数求められます。

新たに流入する人材が生活する住環境も必要ですし、生活を楽しんでもらう仕掛けも必要です。

 

加えて、願わくば北海道の若者がラピダスプロジェクトに触発されて科学技術系の能力を磨き、ラピダスプロジェクトに参画して北海道に住み続けながら高い収入を得るようなエコシステムも構築したいと思います。

 

ラピダス社は石狩ー千歳ー苫小牧を「北海道バレー」と称してプロジェクトを支える経済圏としています。

 

そして私の頭の中は、この「破格」なプロジェクトを成功させる為に、チーム北海道がいかに必要とされる人材や資材、環境を整えるかという一点にフォーカスしています。

 

北海道や関連市町村、経済界、教育界などが連携して、プロジェクトの規模感とスピード感に応えてゆかなくてはなりません。

私は元商社マンとしてしっかりとプロジェクトマネジメントの一端を担い、しっかりとリーダーシップを発揮してゆきます。

 

千歳市で開催された北海道における次世代半導体プロジェクト説明会及び工事計画等説明会

私もメッセージビデオでご挨拶をさせていただきました