千歳川流域の洪水対策として目下建設中の5つの遊水池(江別太、晩翠、東の里、北島、根志越)。

 

平成31年度の工事予算が無事確定して年度内に完成する運びとなりました!

 

総事業費1,150億円。平成22年から順次着工したこの工事は、岳父 町村信孝が予算獲得に汗を流した事業でした。

 

毎年確実に予算を獲得することは、容易ではありません。

 

今般、完成時期が確定して感慨一入です。

 

石狩川の水位が豪雨などにより上がると、最大40kmに渡って千歳川に逆流する恐れがあります。

 

昭和568月には北広島市で洪水が発生。8月上旬に2,683戸、下旬に再び1,275戸が浸水して、甚大な被害をもたらしました。

 

昨今、北海道にも毎年台風が上陸し、突発的なゲリラ豪雨などで土砂災害が頻発するなど、自然災害の頻発化、激甚化が顕著です。千

 

歳川流域の住民のみなさまの命と生活を守る予防策として効果が期待されます。

 

遊水池と共に河道掘削も行い、石狩川の水位上昇の抑制も行なっています。

 

みなさまには余り効果を実感していただきにくい事業ですが、台風や豪雨の際も安心して生活していただける背景にはこうした公共事業があることを頭の片隅に留めていただければ幸いです。

 

恵庭の道の駅の拡張事業も平成31年度に測量設計予算が無事計上されました。

 

道の駅施設と親水公園の拡充、住宅街の新設などが計画されており、恵庭の新たなランドマークとなるでしょう。

 

また、江別の千歳川沿いの桜堤の計画も国土交通省が関心を持って江別市との協議を進めています。

 

江別駅周辺の新たな賑わい創出が期待されるこのプロジェクトを何としても実現させたいところです。

 

尚、台風や豪雨で近隣の河川の水位が危険なレベルに達した場合、また達しそうな場合は、兎にも角にも「早く避難する」を習慣にしてください!

↑治水設備の現場を視察。