松たか子主演、岩井俊二監督作品。
東京の大学へ入学して、北海道から引っ越して来た
少女の新しい生活と淡い想い。
引っ越しと桜吹雪の中の、お嫁入りが重なる、ほのかな場面だ。
少女のパーカーの中から桜の花びらが、たっぷり舞い落ちていく。
なんてシックな自転車でしょう♪
ミヤタの(リバティ・クラブ)という名前です。
いいですねぇ、僕がデザインしたんですよー(手前味噌ですいません)
春風の中をさっそうと走っていきます。爽やかじゃないですか。
春の息吹にあてられていますねぇ。
高校時代、想いを寄せている先輩のロッカーの前に立っている少女。
その名札を、そっと盗んでしまう。
少女の恋、片思いの恋、胸キュンするいい場面です。
歩道橋のカーブ、桜の木立、風になっていますね。
先輩に逢いたくて同じ大学を受けた少女。
先輩がアルバイトしている本屋まで走っていくのです。
お釣りを出しながら「また来てよ」と先輩の言葉。
やっと逢えて初めて言葉をかわした少女。
たまらなく舞い上がる想いを抑えて、抑えて、いますね。
帰宅途中の土砂降りに雨宿りしていると
「傘をかしてあげるよ」と加藤和彦さんです。
イギリスでのオーダーしたスーツが決っていますね。
ブリティッシュ・スタイルの(リバティ・クラブ)も
ずぶ濡れながら共演努めておりますよー。
「どれでも好きなの選んで」
「やっぱりね。それを選ぶと思ったよ」と先輩の言葉に
胸がキュン、キュン高鳴っていますねぇ、可愛いですねぇ。
壊れている傘だけど
「これで、いいんです」「これがいいんです」
の台詞がこれまた胸キュン、でありました。
もうミエミエでしたが
自分のデザインした自転車が登場していた映画を発見した
喜びを見せつけたくて記事にしてしまい、ご迷惑様でした。
どうぞご勘弁の程を。