四月物語(1998) | YOSHI DESIGN

YOSHI DESIGN

design art jazz movie kabuki fashion


           松たか子主演、岩井俊二監督作品。

           東京の大学へ入学して、北海道から引っ越して来た

           少女の新しい生活と淡い想い。


        引っ越しと桜吹雪の中の、お嫁入りが重なる、ほのかな場面だ。


        少女のパーカーの中から桜の花びらが、たっぷり舞い落ちていく。


        なんてシックな自転車でしょう♪

        ミヤタの(リバティ・クラブ)という名前です。

      いいですねぇ、僕がデザインしたんですよー(手前味噌ですいません)


        春風の中をさっそうと走っていきます。爽やかじゃないですか。


             春の息吹にあてられていますねぇ。


      高校時代、想いを寄せている先輩のロッカーの前に立っている少女。


         その名札を、そっと盗んでしまう。

         少女の恋、片思いの恋、胸キュンするいい場面です。


         歩道橋のカーブ、桜の木立、風になっていますね。

         先輩に逢いたくて同じ大学を受けた少女。

         先輩がアルバイトしている本屋まで走っていくのです。


         お釣りを出しながら「また来てよ」と先輩の言葉。

         やっと逢えて初めて言葉をかわした少女。

         たまらなく舞い上がる想いを抑えて、抑えて、いますね。


         帰宅途中の土砂降りに雨宿りしていると

         「傘をかしてあげるよ」と加藤和彦さんです。

         イギリスでのオーダーしたスーツが決っていますね。

         ブリティッシュ・スタイルの(リバティ・クラブ)も

         ずぶ濡れながら共演努めておりますよー。


         「どれでも好きなの選んで」

         「やっぱりね。それを選ぶと思ったよ」と先輩の言葉に

         胸がキュン、キュン高鳴っていますねぇ、可愛いですねぇ。


         壊れている傘だけど

         「これで、いいんです」「これがいいんです」

         の台詞がこれまた胸キュン、でありました。


         もうミエミエでしたが

         自分のデザインした自転車が登場していた映画を発見した

         喜びを見せつけたくて記事にしてしまい、ご迷惑様でした。

         どうぞご勘弁の程を。