モカが我が家に来て、5ヶ月が過ぎた8月に私は脳腫瘍の手術の為、入院した。

手術が終わり、朦朧としながら、息子が仕事やバンドで居ない時は、モカ一匹でお留守番、寂しくないかな?いや、寂しいよね〜と
病院のベッドでいろいろ考えながら、保護犬サイトやブリーダーやペットショップ等を検索しながら思った。


保護犬をもらうには条件が厳しいのだ。


モカのように個人で里親を探している方なら話し合いで、大丈夫な場合が有るが、


保護犬の会等は、多頭飼い崩壊、ブリーダー崩壊や信じていた飼い主に捨てられ心も身体も傷つき、打ちのめされたボロボロのワンちゃん、猫ちゃんの幸せを願う為に条件が厳しい。当たり前だと思う。


私が結婚する前、20代の頃、捨て猫4匹を飼っていた。結婚し、子供達が生まれ、うちの子供達は猫4匹に遊ばれ、癒され、育てられたのだ。主人も亡くなり、6畳一間と小さい部屋で動物可の家作に引っ越し、狭い我が家も子供達には猫達が家族としていたから、寂しくなかった。

年月が経ち、17年で2匹、タゴサクとブーちゃん、19年で1匹ラム、20年でマミちゃんと1匹ずつ亡くなり、子供達が中学1年、小学5年、小学3年の時、最後のマミちゃんが亡くなり、私の猫達との歴史も終わったと立ち直れない日々が続いた。


子供達は猫しか好きでなかった。犬を見ても犬は嫌い、猫が好きと犬を毛嫌いしていたのだ。


私は子供達に犬も他の動物も平等に可愛がれるようになって欲しかった。


猫達が居なくなり、こんな悲しい思いをするなら、もう2度と動物は飼うまいと思いながら、犬猫の居る保健所に連絡し犬を申し込んだ。(当時は保護動物の会とか余り無く、保健所に直接、申し込んだ。)


ある日、長女のみぃが、『母ちゃん、今日保健所から変な電話が有ったよ。お母さんは毎日、昼間も家にいますか?と言うからうちの母ちゃんは働いててほとんど家にいませんって言ったら、向こうの人が、家族全員犬が好きですか?と言うから、家は家族全員、犬は嫌いで猫が好きです。と言っておいたからね!』と言われた。


それから、数日後、ハガキが来た。


この度は、犬のお申し込みありがとうございます。検討させて頂いた結果、この度は

見送らせて頂く事になりました。ご承知おき下さい。


保健所の動物を引き取れる条件

①主飼い主は、4時間以上家を空けない事

②家族全員が希望する犬、猫が好きな事。ひとりでも嫌いな方がいる場合は見送らせて頂きます。

③何が有っても生涯、愛情と責任を持って飼い続ける事の出来る方。

とこんな感じの内容だったと思う。


そんな時、友人の知り合いがシーズーのブリーダーをやってて、6月1日に面ずれ(模様が片方しかない)のシーズーが産まれ、ペットショップで売れない仔犬がいるから、いらないか?と言われた。


その仔が14年と10日目で、亡くなった愛犬サクラなのだ。サクラが亡くなり、9ヶ月目でモカが来たのだ。モカが3歳と1ヶ月の時だった。






私が退院し、モカとドライブがてら、ペットシーツを買いに初めて行く小さなペットショップに立ち寄ったら、入り口に身体が大きくなったペロがベローンと出てるチワワか?パピヨンか見た目がわからなくなっていたチワワが居た。8ヶ月でベロが長く出ているペコとの出逢いだった。


このペコの存在がこれから、過酷な人生を背負ったモカの助けになっているのだ。