本日はこちらの本です。
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- 【目次】
第1章 一日一生
第2章 道
第3章 行
第4章 命
第5章 調和
【カッチョコピー】
現代の生き仏からのメッセージを受け取ろう
【読書の目的】
一日一生を知る
【感想】
書店で、タイトルの「一日一生」という言葉に惹かれて手に取りました。
本書は朝日新聞夕刊のコラムが元になって書籍化されたものとのことです。
天台宗の独特な修行法である「千日回峰行」
これは約7年間を掛けて比叡山中を1000日間歩くというもので、
最終的に歩く距離は4万キロ近くになるとのことです。
この行を成し遂げた者は「大行満大阿闍梨(だいぎょうまんだいあじゃり)」という尊称が与えられます。
これまでの約400年間で成し遂げたのは49人しかいないとのこと。
そんな過酷な行を2度も行った(2度満行したのは400年間で3人)という酒井雄哉師の言葉の数々。
本書で語られるのは、大上段に構えた言葉でなく、ごく普通の言葉ばかりです。
「なのに」と言ったらよいのか、「だからこそ」と言うべきか、
みんなスッと心に入ってくるのです。
言葉は力を持っていると思います。
そんな言葉たちに励まされ、前向きな気持ちにして貰ったこともあります。
酒井師の言葉も、そんな風に前向きな気持ちにされてくれるものですが、
一方では、「今のあなたでもいいんだよ」と言ってくれているような
そんな暖かさも感じます。
今回は赤ペンチェックが多すぎでした。
個人的には最後の項の「まだ、たったの三万日しか生きていないんだなぁ」というのが
グッときまくりで、最後のページなんかは赤ペンを引いている意味がないだろというくらい
ほとんどの文章にラインを引いてました(笑)
ちなみにこの本、2008年10月30日が第1刷発行で、私の買った本が2009年2月で第10刷。
結構売れているようです。
本屋で偶々手に取った本でしたが、こんな出会いがあるからリアル書店はいいですね。
是非、読んでみてください!
余談ですが、友澤和子さんという方(記者の方?)がインタビューして
文章化されているようなのですが、この文章がとても良かったです。
ほどよく話し言葉が残されている書き方などは、
本当に語りかけられているような感じで読むことができました。
【赤ペンポイント】
一日が一生、だな。今日失敗したからって、へなへなすることない、落ち込むこともない、明日はまた新しい人生が生まれてくるじゃない。
それには、今日を大切にしなかったら、明日はありませんよっていうことでもある。今が一番大切だってことだよ。
人間のすることで、何が偉くて、何が偉くないということはないんじゃないかな。仏さんから見ればみんな平等。自分の与えられた人生を大事に、こつこつと繰り返すことが大事なのじゃないかな。
命が残されているっていうことは、今何歳であろうと、まだまだしなくちゃなんないことがあるのとちがうかな。
何をやるにしても「何のために、何をもって」と考える。これが意外に奥が深くて、何でも通用する。たとえば会社に入ったとしたら、会社のために仕事をするんじゃなくて、自分の人生として、こうふうにやるべきだと考えて、やればいい。
「一隅を照らす」とはそのことなんだよ。
自分なりに腑に落ちると、人はついそこで考えるのをやめにしちゃう。でも、答えがわからないといつまでも考えるだろう。肝心なのは答えを得ることじゃなく、考え続けることなんだな。
今の若い人は、よく勉強するからとても頭はいいんだけど、実践する力が弱いのかな。(中略)知っていることを生かすことができないってことは、結局、生かすところまで学んでいなかったってことになるんだよな。やってみて初めて、難しい、これは自分の手には負えないということも分かる。じゃあどうしようかと考える。
これまで何をしてきましただのではなくて、大事なのは「いま」。そして「これから」なんだ。いつだって、「いま」何をしてるのか、「これから」何をするかが大切なんだよ。
朝起きて、空気を吸って、今日も目が覚めたなあってなったときにね、さあ何するかなって思って、起きあがらなくちゃ。それが、今を生きているっていうこととちがうかな。
【こんな人にオススメ】
何かに悩んでいる人
癒しの言葉にふれたい人
と言うよりもすべての人に(笑)


